このページのまとめ
先に押さえておくこと
三角関数の導関数①の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: sinx, cosx の微分
- ポイント: 微分法の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
- 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習
解説
三角関数の微分について解説します。
sinxとcosxの導関数は、数学IIIで新しく学ぶ重要な公式です。
導関数の定義と、limh→0hsinh=1という重要な極限を使って証明できるんだ。
簡単に説明してみよう。
y=sinxの導関数を求めます。
(sinx)′=h→0limhsin(x+h)−sinx 加法定理sin(x+h)=sinxcosh+cosxsinhを使うと、
=h→0limhsinxcosh+cosxsinh−sinx =h→0limhsinx(cosh−1)+cosxsinh =sinxh→0limhcosh−1+cosxh→0limhsinh ここで、limh→0hsinh=1、limh→0hcosh−1=0なので、
=sinx⋅0+cosx⋅1=cosx したがって、(sinx)′=cosxが示されました。
同様に(cosx)′も導けるよ。結果は−sinxになるんだ。
それでは問題を解いていきましょう。
(1)y=sinx 公式より、
y′=cosx (2)y=cosx 公式より、
y′=−sinx 符号に注意してね。cosxを微分するとマイナスが付くよ!
(3)y=sin2x これは合成関数の微分を使います。
f(x)=2xとすると、y=sinf(x)なので、
y′=f′(x)⋅cosf(x) =2⋅cos2x =2cos2x (4)y=xsinx 積の微分公式(uv)′=u′v+uv′を使います。
u=x,v=sinxとすると、
y′=(x)′⋅sinx+x⋅(sinx)′ =1⋅sinx+x⋅cosx =sinx+xcosx sinxのグラフと導関数cosxのグラフを見てみよう。
x=0ではsinxの傾きが最大(正)で、cos0=1だね。
x=2πではsinxが水平(傾き0)で、cos2π=0と一致しているよ!
y=1sin(1x) y=1cos(1x) このページのまとめ
ここでは三角関数sinxとcosxの微分について学習しました。
(sinx)′=cosx、(cosx)′=−sinxという公式は非常に重要です。
合成関数の微分や積の微分と組み合わせて、様々な問題を解けるようになりましょう!