微分法

導関数の定義

微分法の「導関数の定義」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅲ 約7分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

導関数の定義の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

微分法の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 導関数の定義
  • ポイント: 微分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

次の関数の導関数を定義に従って求めよ。

f(x)=1x+1\large \quad f(x)=\frac{1}{\sqrt{x+1}}

答えを見る

f(x)=12(x+1)x+1\large f'(x)= \underline{- \frac{1}{2(x+1)\sqrt{x+1}}}

解説

微分の問題を解説していきます。

導関数を定義に従って求める問題ですね。まずは、導関数の定義から確認します。

この公式に当てはめて問題を解いていきます。

次の関数の導関数を定義に従って求めよ。

f(x)=1x+1\large \quad f(x)=\frac{1}{\sqrt{x+1}}

公式に当てはめると、

f(x)=limh01h(1x+h+11x+1)f'(x)=\lim_{h \to 0}\frac{1}{h}(\frac{1}{\sqrt{x+h+1}}-\frac{1}{\sqrt{x+1}})となります。

公式の分母のhhはくくり出しているよ。

ここからどうすれば良いのか思いつきません。

分母の違う分数が2つあって厄介だね。通分してみようか。

通分するとlimh01h(x+1x+h+1x+h+1x+1)\lim_{h \to 0}\frac{1}{h}(\frac{\sqrt{x+1}-\sqrt{x+h+1}}{\sqrt{x+h+1}\sqrt{x+1}})となり、

1h\frac{1}{h}を中に入れるとlimh0x+1x+h+1hx+h+1x+1\lim_{h \to 0}\frac{\sqrt{x+1}-\sqrt{x+h+1}}{h\sqrt{x+h+1}\sqrt{x+1}}となります。

一旦ここでh0h \to 0としてみよう。

00\frac{0}{0}の不定形だから変形が必要だね。

ここからどうすればいいんですか?

どうにかして不定形を解消しなければいけないね。

ここでは、「分子の有理化」をしてみよう。

分子の有理化を行いましょう。

分母と分子に(x+1+x+h+1)(\sqrt{x+1}+\sqrt{x+h+1})をかけると、

limh0(x+1)(x+h+1)hx+h+1x+1(x+1+x+h+1)\lim_{h \to 0}\frac{(x+1)-(x+h+1)}{h\sqrt{x+h+1}\sqrt{x+1}(\sqrt{x+1}+\sqrt{x+h+1})}=limh0hhx+h+1x+1(x+1+x+h+1)=\lim_{h \to 0}\frac{-h}{h\sqrt{x+h+1}\sqrt{x+1}(\sqrt{x+1}+\sqrt{x+h+1})}\phantom{\LARGE 。}

hhで約分できますね。

=limh01x+h+1x+1(x+1+x+h+1)=\lim_{h \to 0}\frac{-1}{\sqrt{x+h+1}\sqrt{x+1}(\sqrt{x+1}+\sqrt{x+h+1})}

ここでh0{ h \to 0}として1(x+1)(2x+1)\frac{-1}{(x+1)(2\sqrt{x+1})}

よって、求める導関数はf(x)f'(x) =12(x+1)x+1=\underline{-\frac{1}{2(x+1)\sqrt{x+1}}}となります。

分子の有理化は、重要なテクニックだから

いつでも使えるように練習してね!

このページのまとめ

ここで導関数の定義に従って微分する問題を解説しました。

微分公式を覚えていると定義を忘れてしまいがちですが、いつ問われても大丈夫なように問題に解き慣れておきましょう!

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