微分法

積の微分法

積の微分公式の活用

微分法の「積の微分法」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「積の微分公式の活用」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅲ 約5分 難易度 2

このページのまとめ

先に押さえておくこと

積の微分法の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

積の微分公式の活用の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 積の微分公式の活用
  • ポイント: 微分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

次の関数を微分せよ。

(1)y=x2sinx(1)\quad y = x^2 \sin x
(2)y=excosx(2)\quad y = e^x \cos x

答えを見る

(1)  y=2xsinx+x2cosx(1)\; y' = \underline{2x\sin x + x^2\cos x}
(2)  y=ex(cosxsinx)(2)\; y' = \underline{e^x(\cos x - \sin x)}

解説

積の微分法について解説します。

2つの関数の積を微分するとき、基本的な公式を使います。

積を微分するときは、普通に両方微分しちゃダメなんですか?

いい質問だね!(fg)=fg(fg)' = f'g'としてしまうのはよくある間違いなんだ。

積の微分では「片方ずつ微分して足す」ことがポイントだよ。

(1)y=x2sinx(1)\quad y = x^2 \sin x

この問題ではf(x)=x2f(x) = x^2g(x)=sinxg(x) = \sin xとおきます。

それぞれを微分すると

f(x)=2xf'(x) = 2x
g(x)=cosxg'(x) = \cos x

積の微分公式に当てはめると

y=f(x)g(x)+f(x)g(x)y' = f'(x)g(x) + f(x)g'(x)
=2xsinx+x2cosx\quad = 2x \cdot \sin x + x^2 \cdot \cos x
=2xsinx+x2cosx\quad = \underline{2x\sin x + x^2\cos x}

「前微分・後そのまま + 前そのまま・後微分」と覚えておくと便利だよ!

(2)y=excosx(2)\quad y = e^x \cos x

この問題ではf(x)=exf(x) = e^xg(x)=cosxg(x) = \cos xとおきます。

それぞれを微分すると

f(x)=exf'(x) = e^x
g(x)=sinxg'(x) = -\sin x

積の微分公式より

y=excosx+ex(sinx)y' = e^x \cdot \cos x + e^x \cdot (-\sin x)
=excosxexsinx\quad = e^x\cos x - e^x\sin x
=ex(cosxsinx)\quad = \underline{e^x(\cos x - \sin x)}

最後にexe^xでまとめたんですね!

その通り!共通因数があるときは括り出すと綺麗になるね。

このページのまとめ

ここでは積の微分公式について学習しました。

「前微分・後そのまま + 前そのまま・後微分」というパターンをしっかり覚えて、

様々な関数の積を正確に微分できるようになりましょう!

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