このページのまとめ
先に押さえておくこと
指数関数の導関数の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: (ex)′=ex の証明
- ポイント: 微分法の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
- 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習
解説
指数関数の微分について解説します。
指数関数exの最も重要な性質は、微分しても自分自身になることです。
なぜ(ex)′=exになるんですか?
いい質問だね!実はこれはネイピア数eの定義から導かれるんだ。
簡単に説明してみよう。
導関数の定義から、
(ex)′=h→0limhex+h−ex =h→0limhex⋅eh−ex =exh→0limheh−1 ここで、limh→0heh−1=1という極限の性質があり、これはeの定義から成り立ちます。
したがって、(ex)′=ex⋅1=exとなります。
(1)y=ex これは公式そのままですね。
y′=ex (2)y=e2x f(x)=2xとすると、y=ef(x)の形なので、
y′=f′(x)⋅ef(x) =2⋅e2x =2e2x (3)y=xex これは積の微分公式(uv)′=u′v+uv′を使います。
u=x,v=exとすると、
y′=(x)′⋅ex+x⋅(ex)′ =1⋅ex+x⋅ex =ex+xex =(1+x)ex 最後にexでまとめると綺麗な形になるよ。
グラフを見ると、exは常に増加していて、どの点でも接線の傾きがy座標の値と等しいんだ。
これが(ex)′=exという性質を表しているんだよ。
このページのまとめ
ここでは指数関数exの微分について学習しました。
(ex)′=exという性質は非常に重要で、積分でも同じように現れます。
合成関数の微分と組み合わせて、様々な指数関数の微分ができるようになりましょう!