このページのまとめ
先に押さえておくこと
グラフの凹凸と変曲点の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 2階微分と凹凸の判定
- ポイント: 微分法の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題
関数 f(x)=x3−3x2+2 について、以下を求めよ。
(1) 変曲点の座標
(2) 増減表に凹凸を追加し、グラフの概形を描け
解説
グラフの凹凸と変曲点について解説します。
(1) 変曲点の座標を求めよ。
変曲点を求めるには、まず2階微分 f′′(x) を計算するよ。
まず、1階微分を求めます。
f′(x)=3x2−6x 次に、2階微分を求めます。
f′′(x)=6x−6=6(x−1) f′′(x)=0 となる x を求めればいいんですね!
その通り!ただし、その点で符号が変わることも確認しようね。
f′′(x)=0 とすると、6(x−1)=0 より x=1
x=1 の前後で f′′(x) の符号を調べると、
x<1 のとき
f′′(x)<0(上に凸)
x>1 のとき
f′′(x)>0(下に凸)
よって、x=1 で凹凸が変わるので変曲点です。
f(1)=13−3⋅12+2=0 より、変曲点の座標は (1,0) です。
(2) 増減表に凹凸を追加し、グラフの概形を描け
増減表には、f′(x) と f(x) に加えて f′′(x) の行も追加するよ。
まず、極値を求めます。f′(x)=3x2−6x=3x(x−2)=0 より x=0,2
f(0)=2, f(2)=8−12+2=−2
増減表に凹凸を追加すると次のようになります。
xf′′(x)f′(x)f(x)凹凸⋯−+↗上に凸0−0極大2上に凸⋯−−↘上に凸10−変曲点0変曲⋯+−↘下に凸2+0極小−2下に凸⋯++↗下に凸 変曲点では、グラフの「曲がり方」が変わるんですね!
その通り!変曲点で上に凸から下に凸(またはその逆)に変わるんだ。
グラフの概形は以下のようになります。
このページのまとめ
ここでは、2階微分を用いたグラフの凹凸と変曲点について学習しました。
2階微分の符号でグラフの「曲がり具合」がわかります。
増減表に凹凸を追加することで、より正確なグラフが描けるようになりますよ!