このページのまとめ
先に押さえておくこと
合成関数の微分法の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
チェインルール(連鎖律)の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: チェインルール(連鎖律)
- ポイント: 微分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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解説
合成関数の微分法について、詳しく解説していきます。
(x2)5 とか sin(3x2) みたいな、関数の中に関数が入っている形って、どうやって微分するんですか?
これは「合成関数の微分法」という、数学IIIで最も重要な技法の1つだよ。
別名「チェインルール(連鎖律)」とも呼ばれているんだ。
「外側の関数の微分 × 内側の関数の微分」ってことですか?
その理解で正解!外側から順番に微分していくイメージだね。
具体例で見ていこう。
(1)y=(x2+3x−1)5 これは u=x2+3x−1 とおくと、y=u5 の形になります。
外側の関数は「5乗」、内側の関数は「x2+3x−1」だね。
合成関数の微分法を適用すると、
dxdy=dudy⋅dxdu ここで、
dudy=(u5)′=5u4=5(x2+3x−1)4
dxdu=(x2+3x−1)′=2x+3
よって、
y′=5(x2+3x−1)4⋅(2x+3) 答えは 5(x2+3x−1)4⋅(2x+3) となります。
なるほど!外側を微分して、内側を微分して掛けるんですね!
(2)y=sin(3x2) これは u=3x2 とおくと、y=sinu の形になります。
外側は「sin」、内側は「3x2」だね。
合成関数の微分法により、
dudy=(sinu)′=cosu=cos(3x2)
dxdu=(3x2)′=6x
よって、
y′=cos(3x2)⋅6x=6xcos(3x2) (3)y=ecosx これは u=cosx とおくと、y=eu の形になります。
外側が「e の何乗」で、内側が「cosx」ですね!
合成関数の微分法により、
dudy=(eu)′=eu=ecosx
dxdu=(cosx)′=−sinx
よって、
y′=ecosx⋅(−sinx)=−ecosxsinx 符号に注意してね!cosx の微分は −sinx だよ。
合成関数の微分法は、複雑な関数を微分するときの基本技法なんだ。
慣れるまで、次のステップを意識して練習しよう。
その意気だね!合成関数の微分法は、積分や微分方程式でも使う超重要技法だよ。
色々な問題で練習していこう!
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ここでは合成関数の微分法(チェインルール)について学習しました。
dxdy=dudy⋅dxdu という公式を使い、「外側の微分 × 内側の微分」という流れを身につけてくださいね!