このページのまとめ
先に押さえておくこと
相加平均と相乗平均の関係③の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
式と証明の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 相加平均と相乗平均の関係③
- ポイント: 式と証明の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
のとき、の最小値を求めよ。
答えを見る
解説
相加相乗平均の関係を使う問題を解説します。
すごい相加相乗平均の関係使いたくなる式ですね!
いいね。問題をみてすぐに気づけるかどうかはとても重要だよ。
まず、この問題を解く際によくある間違いを紹介します。
のとき、の最小値を求めよ。
よりとのどちらにも適用できるから
よりであるから
相加相乗平均の関係を用いるとより
となるため最小値はである。
これは間違っているよ。なぜだか分かるかな?
分かりません。なぜですか?
まず、相加相乗平均を使ったら等号成立条件を確認しよう。
・のとき、つまりのとき。
・のとき、つまりのとき。
の別々のところで最小値を取っていますね。
つまり、別々に相加相乗平均の関係を適用して最小値を求めたけれど、の「等号()」を満たすようなは存在しないんだ。
ここから分かることはであることだけであり、等号は成り立ちません。そのため最小値はにはなりません。
このよくある間違いのように解くこと自体は悪くないんだ。最小値をとるが同じであればそれが答えになるんだけれど、今回の問題のように別ので最小値を取っていた場合この方法では最小値を求めることはできないよ。
ではどのように解くのが正解なんですか?
式の形がこのままだと相加相乗平均の関係を使っても最小値が求められないから、とりあえず展開してみようか。
展開すると、になります。
の部分に相加相乗平均の関係を適用できそうです!
そうだね。
展開した式に相加相乗平均の関係を適用すれば、等号成立条件は1つだけ考えればよくなるよね。
展開した式に相加相乗平均の関係を適用していきましょう。
まずは適用できるかどうか条件を確認します。
問題文より、だったのでですね。
相加相乗平均の関係より、
等号はのとき、つまりのとき成立します。
以上より、のとき最小値となります。
等号が成立するかどうかを確認し忘れないようにしてね。
ここでは相加相乗平均の関係を用いる問題について解説しました。
最初に示した誤った回答が、なぜ間違っているのか理解することができたでしょうか?
色々な問題を解いてマスターしていきましょう!
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