このページのまとめ
先に押さえておくこと
指数法則(有理数指数への拡張)の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
$a^{\frac{m}{n}}=\sqrt[n]{a^m}$の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ:
anm=nam - ポイント: 指数・対数・三角関数の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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解説
指数法則と有理数指数の問題について解説します。
a32とか、指数が分数になっているのがよくわからないです...
大丈夫!順番に説明していくよ。
まずは整数の指数法則を復習して、それを分数(有理数)に拡張していこう。
まずは整数の指数法則から確認しましょう。
これらの法則は数学Iでも学んだものですね。ここからさらに指数を有理数(分数)に拡張していきます。
いい質問だね。そのためにまず「累乗根」について理解しよう。
なるほど、38は「3乗したら8になる数」ということですね!
その通り!そして、この累乗根を指数で表すのが有理数指数なんだ。
累乗根と指数の関係を確認しましょう。
この定義によって、指数法則 (1)〜(4) は有理数指数でもそのまま成り立ちます。
つまり、an1=na と定義するのは、指数法則 (2) (am)n=amn が成り立つようにするためなんだ。
(an1)n=an1×n=a1=a となるから、an1 は「n乗すると a になる数」、つまり na だね。
それでは問題を解いていきましょう!
(1)832 832 を計算します。8=23 なので、
=(23)32 =23×32 ポイントは、底を素因数分解して指数法則 (am)n=amn を使うことだよ。
(2)27−31 27−31 を計算します。27=33 で、マイナスの指数は逆数にします。
27−31 =(33)−31 =33×(−31) =31 マイナスの指数が出てきたら逆数にすればいいんですね!
その通り!a−n=an1 だね。
(3)(41)−23 (41)−23 を計算します。41=2−2 なので、
(41)−23 =(2−2)−23 =2(−2)×(−23) マイナス × マイナスでプラスになるね。符号の計算に気を付けよう!
底を素因数分解して、指数法則で計算するのがコツなんですね!
その通り!最後に、累乗根と指数表記の変換もまとめておこう。
累乗根を指数で表したり、指数を累乗根で表したりする変換も重要です。
このページのまとめ
ここでは指数法則の有理数指数への拡張について学習しました。
ポイントは、底を素因数分解してから指数法則 (am)n=amn を使うことです。
有理数指数の計算は指数関数・対数関数の基礎になるので、しっかりマスターしてくださいね!