指数・対数・三角関数

指数関数のグラフ

$y=a^x$ のグラフの特徴

指数・対数・三角関数の「指数関数のグラフ」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「$y=a^x$ のグラフの特徴」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅱ 約9分 難易度 1 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

指数関数のグラフの要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: y=axy=a^x のグラフの特徴
  • ポイント: 指数・対数・三角関数の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

指数関数y=2xy=2^xy=(12)xy=\left(\frac{1}{2}\right)^xのグラフの特徴を述べ、次の各問に答えよ。

(1)(1)\quad 2x>42^x>4を満たすxxの範囲を求めよ。

(2)(2)\quad 33つの数20.52^{0.5}, 212^{-1}, 21.52^{1.5}を小さい順に並べよ。

答えを見る

(1)  (1)\; x>2\underline{x>2}

(2)  (2)\; 21<20.5<21.5\underline{2^{-1}<2^{0.5}<2^{1.5}}

解説

指数関数のグラフについて解説します。

指数関数ってどんな関数ですか?

aaを正の定数(a1a \neq 1)とするとき、y=axy=a^xの形で表される関数を指数関数というよ。

まずは定義と基本的な性質を確認しよう!

なぜa1a \neq 1なんですか?

a=1a=1だとy=1x=1y=1^x=1となって、ただの定数関数になってしまうからだよ。

指数関数としての面白い性質がなくなってしまうんだ。

それでは、底aaの値によってグラフがどう変わるか見ていきましょう。

(1)    a>1 のとき(例:y=2x\textbf{(1) \; a>1 のとき(例:}y=2^x\textbf{)}
(0, 1) -2 0 2 4 2 4 6 8
y=12xy=1\cdot 2^{x}

a>1a>1のとき、グラフは右上がりになるよ。

xxが増加するとyyも増加する、つまり単調増加だね。

(2)    0<a<1 のとき(例:y=(12)x\textbf{(2) \; 0<a<1 のとき(例:}y=\left(\frac{1}{2}\right)^x\textbf{)}
(0, 1) -4 -2 0 2 2 4 6 8
y=10.5xy=1\cdot 0.5^{x}

0<a<10<a<1のとき、グラフは右下がりになるよ。

xxが増加するとyyは減少する、つまり単調減少だね。

y=2xy=2^xy=(12)xy=\left(\frac{1}{2}\right)^xのグラフには何か関係がありますか?

いいところに気づいたね!

(12)x=2x\left(\frac{1}{2}\right)^x=2^{-x}だから、y=2xy=2^xのグラフをyy軸に関して対称に折り返したものなんだ。

底が11より大きいか小さいかで、不等号の向きが変わるんですね!

その通り!グラフの形と対応させて覚えるといいよ。

右上がりなら大小はそのまま、右下がりなら大小が逆転するんだ。

それでは問題を解いていきましょう。

(1)(1)\quad 2x>42^x>4を満たすxxの範囲を求めよ。

まず4422の累乗で表してみよう。

4=224=2^2なので、不等式は2x>222^x>2^2と書き直せます。

2>12>1なので、指数関数y=2xy=2^xは単調増加です。

したがって、指数部分の大小がそのまま関数値の大小になるので、

2x>22x>22^x>2^2 \Leftrightarrow x>2

よって、x>2\underline{x>2}

-2 0 2 4 2 4 6 8 10
y=12xy=1\cdot 2^{x}

グラフを見ると、x=2x=2のときy=4y=4で、x>2x>2の部分でy>4y>4になっているのが確認できるね。

(2)(2)\quad 33つの数20.52^{0.5}, 212^{-1}, 21.52^{1.5}を小さい順に並べよ。

33つとも底が22で同じだね。底の値に注目しよう。

2>12>1なので、指数関数y=2xy=2^xは単調増加です。

つまり、指数部分が大きいほど関数値も大きくなります。

指数を比較すると、1<0.5<1.5-1<0.5<1.5 です。

2>12>1で単調増加なので、指数の大小がそのまま保存され、

21<20.5<21.52^{-1}<2^{0.5}<2^{1.5}

よって、小さい順に 21<20.5<21.5\underline{2^{-1}<2^{0.5}<2^{1.5}}

もし底が12\frac{1}{2}だったら、不等号の向きが逆になるんですね!

その通り!底が0<a<10<a<1のときは単調減少だから、指数が大きいほど関数値は小さくなるよ。

底の値が11より大きいか小さいかを必ず確認しようね。

このページのまとめ

ここでは指数関数y=axy=a^xのグラフの特徴について学習しました。

a>1a>1のときは単調増加(右上がり)、0<a<10<a<1のときは単調減少(右下がり)で、すべてのグラフが点(0,1)(0,1)を通ります。

指数関数の大小比較では、底が11より大きいか小さいかで不等号の向きが変わるので注意してくださいね!

アプリで続ける

この問題の「よくある質問」や「解法の鍵」は、アプリで読めます。

この問題に関するよくある疑問への回答や、解法のポイントをまとめた「解法の鍵」はアプリに収録しています。 類題演習やAIへの質問もアプリから使えます。指数関数のグラフ に近い内容をそのまま続けられます。

よくある質問 解法の鍵 類題演習 AIに質問

ストアからダウンロードして、同じ単元の演習やAI質問をそのまま続けられます。