指数・対数・三角関数

対数方程式・対数不等式

指数・対数・三角関数の「対数方程式・対数不等式」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅱ 約8分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

対数方程式・対数不等式の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

指数・対数・三角関数の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 対数方程式・対数不等式
  • ポイント: 指数・対数・三角関数の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

次の方程式、不等式を解け。

(1)logx81log3x=3(1)\quad \log_x{81}-\log_3 x = 3
(2)(log3x)2log327x<0(2)\quad (\log_3 x)^2-\log_3{\frac{27}{\sqrt x}}<0

答えを見る

(1)x=181,3(1)\quad x=\underline{\frac{1}{81},3}
(2)19<x<33(2)\quad \underline{\frac{1}{9}<x<3\sqrt{3}}

解説

対数方程式と対数不等式の問題を解説します。

指数方程式・指数不等式のときと同様に、対数の入った方程式や不等式を扱う際の基本的な解法は以下の通りです。

とくに、最初に「真数条件」や「底の条件」を確認するのを絶対に忘れないようにしましょう。

念のため、対数の底の条件を確認しておきます。

それではこの手順に基づいて、問題を解いていきます!

次の方程式、不等式を解け。

(1)logx81log3x=3(1)\quad \log_x{81}-\log_3 x = 3
1
必ず\textcolor{red}{必ず}真数条件を確認する
2
(底に文字があれば必ず)底の条件を確認する

まずは真数条件を確認するとx>0x>0となります。

この問題では底にxxがあるので、底の条件も確認しましょう。

真数条件と合わせるとx>0,x0x>0,x\neq 0となりますね。


3
対数の底を統一し、logax=t\log_ax=tとおく

次に底を統一することを考えます。

log3x\log_3 xを文字でおきたいので、logx81\log_x{81}に底の変換公式を使うとlogx81=log381log3x\log_x{81}=\frac{\log_3 81}{\log_3 x}とできるので、与えられた不等式はlog381log3xlog3x3=0\frac{\log_3 81}{\log_3 x}-\log_3 x- 3=0とできますね。

log3x=t\log_3 x=tとおき整理するとt2+3t4=0t^2+3t-4=0となります。


4
帰着したttについての方程式・不等式を解く

帰着した22次方程式t2+3t4=0t^2+3t-4=0を解くとt=4,1t=-4,1となります。

{t}を元に戻すと、log3x=4,1{\log_3x=-4,1}となりますね。

4=log3181,1=log33-4=\log_3{\frac{1}{81}},1 = \log_3{3}であることに注意すると、x=181,3x=\frac{1}{81},3となり、これはx>0,x0x>0,x\neq 0を満たします。

よって、解はx=181,3x=\underline{\frac{1}{81},3}となります。

最後に最初に求めた条件を満たしているかどうか確認するのを忘れないようにしてね。

それでは次の問題をみていきましょう。

次の方程式、不等式を解け。

(2)(log3x)2log327x<0(2)\quad (\log_3 x)^2-\log_3{\frac{27}{\sqrt x}}<0

この問題も(1)(1)と同様の手順で解きます。解答例は次のようになります。

真数条件より、27x>0,{\frac{27}{\sqrt x}>0},つまりx>0x>0

不等式を整理すると、2(log3x)2+log3x6<02(\log_3 x)^2+\log_3 x -6<0

log3x=t\log_3 x=tとおくと、2t2+t6<0{2t^2+t-6<0}より2<t<32-2<t<\frac 3 2

ttを戻すと2<log3x<32-2<\log_3 x<\frac 3 2

2=log3(19),32=log3332-2=\log_3\left(\frac 1 9\right),\frac{3}{2}=\log_3 3^{ \frac 3 2}であり、

対数の底は11よりも大きいから19<x<33\underline{\frac 1 9 < x <3\sqrt{3}}となる。

底が11より大きいときと小さいときで不等式の向きが変わるから注意してね。

このページのまとめ

ここでは対数方程式と対数不等式の問題について解説しました。

帰着した方程式や不等式を解くだけなので難易度は高くありませんが、条件の確認や底の数字などで不等号の向きが変わる点など、気をつけなければならない点も多いので間違えないようにしてくださいね!

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