このページのまとめ
先に押さえておくこと
対数方程式・対数不等式の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
指数・対数・三角関数の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 対数方程式・対数不等式
- ポイント: 指数・対数・三角関数の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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解説
対数方程式と対数不等式の問題を解説します。
指数方程式・指数不等式のときと同様に、対数の入った方程式や不等式を扱う際の基本的な解法は以下の通りです。
とくに、最初に「真数条件」や「底の条件」を確認するのを絶対に忘れないようにしましょう。
念のため、対数の底の条件を確認しておきます。
それではこの手順に基づいて、問題を解いていきます!
次の方程式、不等式を解け。
(1)logx81−log3x=3 1必ず真数条件を確認する
まずは真数条件を確認するとx>0となります。
この問題では底にxがあるので、底の条件も確認しましょう。
真数条件と合わせるとx>0,x=0となりますね。
3対数の底を統一し、
logax=tとおく
次に底を統一することを考えます。
log3xを文字でおきたいので、logx81に底の変換公式を使うとlogx81=log3xlog381とできるので、与えられた不等式はlog3xlog381−log3x−3=0とできますね。
log3x=tとおき整理するとt2+3t−4=0となります。
帰着した2次方程式t2+3t−4=0を解くとt=−4,1となります。
{t}を元に戻すと、log3x=−4,1となりますね。
−4=log3811,1=log33であることに注意すると、x=811,3となり、これはx>0,x=0を満たします。
よって、解はx=811,3となります。
最後に最初に求めた条件を満たしているかどうか確認するのを忘れないようにしてね。
それでは次の問題をみていきましょう。
次の方程式、不等式を解け。
(2)(log3x)2−log3x27<0 この問題も(1)と同様の手順で解きます。解答例は次のようになります。
真数条件より、x27>0,つまりx>0
不等式を整理すると、2(log3x)2+log3x−6<0
log3x=tとおくと、2t2+t−6<0より−2<t<23
tを戻すと−2<log3x<23
−2=log3(91),23=log3323であり、
対数の底は1よりも大きいから91<x<33となる。
底が1より大きいときと小さいときで不等式の向きが変わるから注意してね。
このページのまとめ
ここでは対数方程式と対数不等式の問題について解説しました。
帰着した方程式や不等式を解くだけなので難易度は高くありませんが、条件の確認や底の数字などで不等号の向きが変わる点など、気をつけなければならない点も多いので間違えないようにしてくださいね!