このページのまとめ
先に押さえておくこと
一般角と三角関数の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 動径と象限
- ポイント: 指数・対数・三角関数の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題
(1) 750°, −120° の動径が属する象限をそれぞれ求めよ。
(2) sin35π, cos(−4π) の値をそれぞれ求めよ。
解説
一般角と三角関数について解説します。
一般角ってなんですか?0°から360°じゃないんですか?
いい質問だね!数学Iでは0°から180°の範囲だったけど、数学IIではもっと広い角度を扱うんだ。
360°を超える角度や、負の角度も考えるんだよ。
まずは一般角の考え方を説明します。
その通り!750°は反時計回りに750°、−120°は時計回りに120°回転させた動径を表すんだ。
次に、動径がどの象限に属するかを考えましょう。
(1) 750°, −120° の動径が属する象限をそれぞれ求めよ。
まずは750°から考えよう。750°は360°より大きいから、360°で割った余りを求めるよ。
750°=360°×2+30° =720°+30° 750°の動径は、360°を2周した後、さらに30°回転した位置にあります。
つまり30°の動径と同じ位置にあるので、第1象限に属します。
なるほど!360°の何倍かを引けばいいんですね!
その調子!次は−120°を考えよう。負の角度は時計回りに回転するんだったね。
−120°は時計回りに120°回転するので、反時計回りで考えると360°−120°=240°と同じ位置になります。
−120°=−120°+360° 240°は180°<240°<270°を満たすので、第3象限に属します。
負の角度のときは360°を足して正の角度に直すと分かりやすいよ!
次に、三角関数の値を求める問題を解きましょう。
まずは単位円による三角関数の定義を確認します。
そうなんだ!この定義を使えば、どんな角度でも三角関数の値を求められるよ。
実際に単位円を見てみよう。
θ=60∘ P(21,23) sinθ=23 cosθ=21 なるほど!60°のとき、cos60°=21、sin60°=23が座標として表れていますね!
(2) sin35π, cos(−4π) の値をそれぞれ求めよ。
弧度法で表された角度だね。まず35πがどこにあるか考えよう。
π=180°だから、35π=35×180°=300°ですね!
その通り!300°は第4象限にあるね。360°−300°=60°だから、x軸から60°の位置にあるんだ。
単位円で確認してみよう。
θ=300∘ P(21,−23) sinθ=−23 cosθ=21 35π(=300°)の動径は第4象限にあり、x軸の正の部分から時計回りに60°の位置です。
第4象限ではsinは負、cosは正なので、
sin35π=−sin60° =−23 =−23 その通り!次にcos(−4π)を求めよう。
−4πは−45°で、時計回りに45°回転した位置です。
これは第4象限にありますが、cosには重要な性質があります。
cosは偶関数だから、cos(−θ)=cosθが成り立つんだ。
cos(−4π) =cos4π =cos45° =22 cosは符号が変わらないんですね!覚えておきます!
よくできたね!単位円をイメージすると、cosはx座標だから−θでも同じ値になることが分かるよ。
このページのまとめ
ここでは一般角と三角関数について学習しました。
一般角は360°を超える角度や負の角度を含み、動径の考え方で表します。
単位円を使えば、どんな角度でも三角関数の値を求められます。象限による符号の判定も忘れずに!