このページのまとめ
先に押さえておくこと
底の変換公式の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
$\log_a b = \frac{\log_c b}{\log_c a}$の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ:
logab=logcalogcb - ポイント: 指数・対数・三角関数の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
(1)log48の値を求めよ。
(2)log23⋅log34⋅log48の値を求めよ。
解説
底の変換公式を使った対数の問題について解説します。
log48って、底が4で真数が8ですよね。4を何乗したら8になるかすぐには分からないんですが...
いい着眼点だね。4と8はどちらも2のべき乗で表せるから、底を2に統一できれば計算しやすくなるよ。
そのために使うのが「底の変換公式」だよ!
まずは底の変換公式を確認しましょう。
簡単に証明できるよ。logab=xとおくところから始めよう。
底の変換公式の証明を見てみましょう。
logab=xとおくと、対数の定義よりax=b
両辺の底cの対数を取ると、logcax=logcb
対数の性質より、xlogca=logcb
よって、x=logcalogcb
したがって、logab=logcalogcb
この公式を使えば、どんな底の対数も好きな底に変換できるんだ。
特に底を10(常用対数)やe(自然対数)に揃えることが多いよ。
それでは問題を解いていきましょう。
(1)log48の値を求めよ。
4と8は両方とも2のべき乗で表せるから、底を2に変換してみよう。
底の変換公式を用いて、底を2に統一します。
=log24log28 =log222log223 よって、log48=23となります。
底を2に揃えたら、log22n=nが使えて簡単に計算できますね!
その通り!底と真数が同じ数のべき乗で表せるときは、その数を底に選ぶのがコツだよ。
(2)log23⋅log34⋅log48の値を求めよ。
対数の連鎖になっているね。底の変換公式を使うと、きれいに約分できるんだ。
底の変換公式を使って、すべての対数を底2に統一してみましょう。
log23⋅log34⋅log48 =log23⋅log23log24⋅log24log28 =log23⋅log23log24⋅log24log28 あ、分母と分子が約分されてlog28だけが残りましたね!
これは偶然じゃないんだ。実は、このような連鎖した対数の積には便利な公式があるよ。
この公式を使えば、log23⋅log34⋅log48=log24⋅log48=log28=3と簡潔に計算できます。
底と真数を入れ替えた対数を掛けると1になるんですね!
その通り!この公式も底の変換公式から簡単に導けるよ。
logab=logcalogcb、logba=logcblogcaだから、掛けると1になるね。
このページのまとめ
ここでは底の変換公式logab=logcalogcbについて学習しました。
底を統一することで複雑な対数の計算がシンプルになります。
連鎖公式logab⋅logbc=logacや逆数公式logab⋅logba=1も合わせて覚えておきましょう!