微分

極限値から関数決定

分数式が収束する条件

微分の「極限値から関数決定」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「分数式が収束する条件」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅱ 約6分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

極限値から関数決定の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

分数式が収束する条件の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 分数式が収束する条件
  • ポイント: 微分の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

次の等式が成り立つとき、aabbの値を求めよ。

limx1x2+ax+bx1=1\lim_{x \to 1}\frac{x^2+ax+b}{x-1}=1

答えを見る

a=1,b=0\underline{a=-1, b=0}

解説

極限値から関数を決定する問題について解説します。

うーん、どう考えたらいいか分かりません。

とりあえず、等式が成り立つと言われているから実際にx1x\to 1としてみようか。

x1{x\to 1}とすると分母が00になってしまいます。

そこがポイントなんだ。この問題では分数式の関数が11に収束しているよね。

分数式の極限が収束していて分母が00に収束しているとき、分子も00に収束するんだ。

つまり、分子が00に収束することが必要\textcolor{red}{必要}と言えるよ。

分母が00に収束するとき、分子が00に収束するのはなぜですか?

その証明は次のようにできるよ。

簡単にいうと、分数式の極限が収束しているのに分母が00になっているということは00\frac{0}{0}の不定形になっているということだね。

これらをふまえ、実際に問題を解いていきます!

次の等式が成り立つとき、aabbの値を求めよ。

limx1x2+ax+bx1=1\lim_{x \to 1}\frac{x^2+ax+b}{x-1}=1

x1x \to 1とすると分母が00に収束しているため、分子が00に収束することが必要\textcolor{red}{必要}ですね。

つまり、limx1(x2+ax+b)=0\lim_{x \to 1}(x^2+ax+b)=0となれば良いので1+a+b=01+a+b=0、よってb=a1b=-a-1と表せます。

b=a1b=-a-1limx1x2+ax+bx1\lim_{x \to 1}\frac{x^2+ax+b}{x-1}に代入するとlimx1x2+axa1x1\lim_{x \to 1}\frac{x^2+ax-a-1}{x-1} =limx1(x1)(x+a+1)x1=\lim_{x \to 1}\frac{(x-1)(x+a+1)}{x-1} =limx1(x+a+1)=a+2=\lim_{x \to 1}(x+a+1)=a+2

これが11となるので、a+2=1a+2=1、よってa=1a=-1となりますね。

b=a1b=-a-1だったので、b=11=0b=1-1=0と分かります。

よって、a=1,b=0\underline{a=-1, b=0}となります。

このページのまとめ

ここでは極限値から関数決定を行う問題について解説しました。

解法を理解できれば計算自体は複雑ではないので、色々な問題を解いてマスターしてくださいね!

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