このページのまとめ
先に押さえておくこと
極値から関数決定の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
- テーマ: 極値から関数決定
- ポイント: 微分の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
関数f(x)=ax3+bx2+cx+dがx=0で極大値2、x=2で極小値−6をとるとき、定数a,b,c,dの値を求めよ。
解説
極値から関数を決定する問題について解説します。
はじめに、極大値と極小値について復習しておきましょう。
問題文から、f(0)=2,f(2)=−6であることは分かりますがこれだけではa,b,c,dの値は決定できませんよね。どうすればいいんですか?
f(x)が極値を取っていることに注目してみよう。
f(x)がx=aで極値を取るとき、f′(a)=0であることが言えるんだ。
この問題であればx=0,2のときに極値をもつからf′(0)=0,f′(2)=0が成り立つんだ。
なるほど!それなら4つの式を立てられるのでa,b,c,dの値を求めることができそうです!
ちなみに、f′(a)=0であってもx=aで極値をとるとは限らないことに注意してね。逆は成り立たないよ。
それでは例題を見ていきましょう。
関数f(x)=ax3+bx2+cx+dがx=0で極大値2、x=2で極小値−6をとるとき、定数a,b,c,dの値を求めよ。
計算は後にして、先に立式からしてしまいましょう。
問題文より、f(0)=2,f(2)=−6
f(x)はx=0,2で極値をとるのでf′(0)=0,f′(2)=0
よって、 ⎩⎨⎧f(0)=2f(2)=−6f′(0)=0f′(2)=0⋯(1)⋯(2)⋯(3)⋯(4)
①より、d=2
②より、8a+4b+2c+d=−6
また、f′(x)=3ax2+2bx+cなので
③より、c=0
④より、12a+4b+c=0
これらを解くとa=2,b=−6,c=0,d=2となります。
ここで終わってはいけないよ!実際に求めた関数f(x)が極値をとるかどうか確認しておこう。
そのために、増減表を書いていくよ。
求めた値より、f(x)=2x3−6x2+2となる。
f′(x)=6x2−12x=6x(x−2)より増減表を書くと
xf′(x)f(x)⋯+↗00極大2⋯−↘20極小−6⋯+↗ となるので、確かにf(x)はx=0のとき極大値2、x=2のとき極小値−6をとっていることが分かります。
よって、答えはa=2,b=−6,c=0,d=2となります。
求めた関数が問題文に書いてあるように極値をもつかどうか確認するのを忘れないようにね!
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ここでは極値から関数を決定する問題について解説しました。
解法自体はシンプルですが、最後に条件を満たしているか確認するのを忘れないようにしてくださいね!