このページのまとめ
先に押さえておくこと
三角比の拡張の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 0度から180度の三角比
- ポイント: 図形と計量の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
- 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習
解説
三角比の拡張について解説します。
120°や150°の三角比ってどうやって求めるんですか?
直角三角形で考えると、90°より大きい角は作れないですよね...
いい質問だね!
直角三角形だけでは0°から90°までしか扱えないよね。
そこで「単位円」を使って三角比を拡張するんだ。
θ=120∘ P(−21,23) sinθ=23 cosθ=−21 単位円を使えば、0°から180°まで、さらにそれ以上の角度も扱えるようになるんだ。
単位円上の点Pが第1象限にあるとき(0°<θ<90°)は、
x>0、y>0なので、sinθ>0、cosθ>0、tanθ>0となります。
点Pが第2象限にあるとき(90°<θ<180°)は、
x<0、y>0なので、sinθ>0、cosθ<0、tanθ<0となります。
なるほど!90°を超えるとcosとtanがマイナスになるんですね。
その通り!符号を覚えておくと計算ミスを防げるよ。
それでは問題を解いていこう。
(1)sin120° 120°=180°−60°と考えることができます。
単位円上で120°の位置を考えると、x軸に関して60°の点と対称な位置にあります。
60°の点の座標は(21,23)なので、
120°の点の座標は(−21,23)となります。
180°−θの関係を使うと、
sin(180°−θ)=sinθ cos(180°−θ)=−cosθ となるんだ。
よって、sin120°=sin(180°−60°)=sin60°=23
(2)cos135° 135°=180°−45°と考えます。
cos(180°−θ)=−cosθの関係を使うと、
cos135°=cos(180°−45°)=−cos45°=−22 135°は第2象限なので、cosがマイナスになりますね!
(3)tan150° 150°=180°−30°と考えます。
tan(180°−θ)=−tanθの関係を使うと、
tan150°=tan(180°−30°)=−tan30°=−31 tan150°=−33と有理化して書くこともあるよ。
この公式は超重要!
sinだけ符号が変わらないことを覚えておこう。
単位円で考えると、y座標(sin)は同じで、x座標(cos)だけ符号が変わるからですね!
このページのまとめ
ここでは、三角比の拡張について学習しました。
単位円を使うことで、0°から180°(さらにそれ以上)の三角比を定義できます。
90°より大きい角では符号に注意し、180°−θの公式を活用しましょう!