図形と計量

有名角の三角比

30度, 45度, 60度

図形と計量の「有名角の三角比」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「30度, 45度, 60度」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅰ 約10分 難易度 1 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

有名角の三角比の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: 30度, 45度, 60度
  • ポイント: 図形と計量の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

次の三角比の値を求めよ。

(1)sin30°,cos30°,tan30°(1)\quad \sin 30°, \cos 30°, \tan 30°
(2)sin45°,cos45°,tan45°(2)\quad \sin 45°, \cos 45°, \tan 45°
(3)sin60°,cos60°,tan60°(3)\quad \sin 60°, \cos 60°, \tan 60°

答えを見る

(1)  sin30°=12,  cos30°=32,  tan30°=13(1)\;\sin 30° = \underline{\frac{1}{2}}, \; \cos 30° = \underline{\frac{\sqrt{3}}{2}}, \; \tan 30° = \underline{\frac{1}{\sqrt{3}}}
(2)  sin45°=12,  cos45°=12,  tan45°=1(2)\;\sin 45° = \underline{\frac{1}{\sqrt{2}}}, \; \cos 45° = \underline{\frac{1}{\sqrt{2}}}, \; \tan 45° = \underline{1}
(3)  sin60°=32,  cos60°=12,  tan60°=3(3)\;\sin 60° = \underline{\frac{\sqrt{3}}{2}}, \; \cos 60° = \underline{\frac{1}{2}}, \; \tan 60° = \underline{\sqrt{3}}

解説

有名角の三角比について解説します。

30°30°45°45°60°60°の三角比の値を覚える必要がありますか?

これらの角度は「有名角」と呼ばれていて、三角比の問題で頻出だよ。

値を覚えておくと計算がとても楽になるから、ぜひマスターしよう!

有名角の三角比は、特別な直角三角形を使って求めることができます。

正三角形の1辺を22として考えると、半分にしたときの底辺は11、高さはピタゴラスの定理から3\sqrt{3}になるよ。

30°30°の角を持つ直角三角形で考えると、

  • sin30°=対辺斜辺=12\sin 30° = \frac{\text{対辺}}{\text{斜辺}} = \frac{1}{2}
  • cos30°=隣辺斜辺=32\cos 30° = \frac{\text{隣辺}}{\text{斜辺}} = \frac{\sqrt{3}}{2}
  • tan30°=対辺隣辺=13\tan 30° = \frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}} = \frac{1}{\sqrt{3}}

単位円で30°30°を視覚化すると次のようになります。

P 30° √3/2 1/2 x y 1 -1 1 -1
θ=30\theta = 30^\circ
P(32,12)P\left(\frac{\sqrt{3}}{2}, \frac{1}{2}\right)
sinθ=12\sin\theta = \frac{1}{2}
cosθ=32\cos\theta = \frac{\sqrt{3}}{2}

60°60°の角を持つ直角三角形で考えると、

  • sin60°=対辺斜辺=32\sin 60° = \frac{\text{対辺}}{\text{斜辺}} = \frac{\sqrt{3}}{2}
  • cos60°=隣辺斜辺=12\cos 60° = \frac{\text{隣辺}}{\text{斜辺}} = \frac{1}{2}
  • tan60°=対辺隣辺=3\tan 60° = \frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}} = \sqrt{3}

単位円で60°60°を視覚化すると次のようになります。

P 60° 1/2 √3/2 x y 1 -1 1 -1
θ=60\theta = 60^\circ
P(12,32)P\left(\frac{1}{2}, \frac{\sqrt{3}}{2}\right)
sinθ=32\sin\theta = \frac{\sqrt{3}}{2}
cosθ=12\cos\theta = \frac{1}{2}

30°30°60°60°sin\sincos\cosが入れ替わっていますね!

45°45°の角を持つ直角二等辺三角形では、

  • sin45°=対辺斜辺=12\sin 45° = \frac{\text{対辺}}{\text{斜辺}} = \frac{1}{\sqrt{2}}
  • cos45°=隣辺斜辺=12\cos 45° = \frac{\text{隣辺}}{\text{斜辺}} = \frac{1}{\sqrt{2}}
  • tan45°=対辺隣辺=1\tan 45° = \frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}} = 1

単位円で45°45°を視覚化すると次のようになります。

P 45° √2/2 √2/2 x y 1 -1 1 -1
θ=45\theta = 45^\circ
P(22,22)P\left(\frac{\sqrt{2}}{2}, \frac{\sqrt{2}}{2}\right)
sinθ=22\sin\theta = \frac{\sqrt{2}}{2}
cosθ=22\cos\theta = \frac{\sqrt{2}}{2}

45°45°sin\sincos\cosが同じ値なんですね!

この表、どうやって覚えればいいですか?

覚えられなくても、直角三角形の辺の比さえ覚えていれば導けるよ!

1:2:31:2:\sqrt{3}1:1:21:1:\sqrt{2}の三角形は絶対に覚えておこう。

このページのまとめ

ここでは、30°30°45°45°60°60°の有名角の三角比について学習しました。

これは、数学Ⅱ以降でも使う最重要事項です。

何度も復習して、すぐに値が出てくるようになりましょう!

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