このページのまとめ
先に押さえておくこと
2次不等式の文章題の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 面積・利益の問題
- ポイント: 2次関数の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題
ある商品の1個あたりの利益は、販売価格をx円としたとき、−x2+1000x−240000(円)で表される。
(1) 利益が正となるのは、販売価格がいくらからいくらのときか。
(2) 利益が6400円以上となる販売価格の範囲を求めよ。
解説
2次不等式の文章題について解説します。
文章題って何から手を付ければいいか分かりません...
文章題は「文章を数式に翻訳する」のがポイントだよ。
今回は利益に関する条件を不等式で表していこう!
(1) 利益が正となるのは、販売価格がいくらからいくらのときか。
利益が「正」とは、利益>0ということです。
利益を表す式−x2+1000x−240000が0より大きくなるxの範囲を求めます。
−x2+1000x−240000>0 x2−1000x+240000<0 (両辺に−1をかけて符号を逆転)
両辺に負の数をかけると不等号の向きが変わるんでしたね!
左辺を因数分解します。和が1000、積が240000となる2数を探すと400と600です。
400+600=1000、400×600=240000ですね!
x2−1000x+240000<0 (x−400)(x−600)<0 2次不等式(x−400)(x−600)<0の解は、グラフを考えると、
y = x^2 - 1000x + 240000
下に凸の放物線y=(x−400)(x−600)がx軸より下にある部分を考えるんだよ。
グラフがx軸と交わる点の間で負になるね。
数直線で解を表すと、
400<x<600 よって、販売価格が400円より高く600円未満のとき利益は正となります。
(2) 利益が6400円以上となる販売価格の範囲を求めよ。
利益が「6400円以上」とは、利益≧6400ということです。
−x2+1000x−240000≧6400 −x2+1000x−246400≧0 x2−1000x+246400≦0 左辺を因数分解します。和が1000、積が246400となる2数を探します。
和が1000なので、500を中心に考えよう。
500−aと500+aの形で、積が246400になるaを探すよ。
(500−a)(500+a)=250000−a2=246400より、a2=3600なのでa=60です。
(x−440)(x−560)≦0 この不等式の解をグラフで確認しましょう。
y = x^2 - 1000x + 246400
数直線で解を表すと、
440≦x≦560 ≦だから、x=440とx=560も含むんですね!
その通り!≦のときは等号が成り立つ点も解に含めるよ。
x=440のとき利益はちょうど6400円になるね。
よって、利益が6400円以上となるのは販売価格が440円以上560円以下のときです。
文章題では、答えを問題文の言葉に合わせて書くことが大切だよ。
「xの範囲は...」だけでなく「販売価格は...」と書こう。
このページのまとめ
ここでは2次不等式の文章題について学習しました。
文章を不等式に「翻訳」することがポイントです。
利益、面積、長さなど様々な文章題がありますが、解き方の流れは同じです。
最後に答えを問題文に合った形式で書くことも忘れずに!