このページのまとめ
先に押さえておくこと
有限小数と循環小数の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
分数との関係の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 分数との関係
- ポイント: 数と式の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
(1) 次の分数のうち、有限小数で表されるものをすべて選べ。
207,125,83,3011,409 (2) 次の循環小数を分数で表せ。
(a)0.1˙2˙(b)0.83˙ 解説
有限小数と循環小数の問題について解説します。
分数と小数の関係って、実はすごく大切なテーマなんだ。ここでしっかり理解しよう!
まずは有限小数と循環小数の意味を確認しましょう。
分数が有限小数になるかどうかって、どうやって見分けるんですか?
いい質問だね!実は分母を素因数分解すれば分かるんだ。
小数は10の累乗で割ることだよね。10=2×5 だから、分母が2と5の積だけなら10の累乗にそろえられるんだ。
例えば83=233=23×533×53=1000375=0.375 のようにね。
それでは問題を解いていきましょう。
(1) 次の分数のうち、有限小数で表されるものをすべて選べ。
207,125,83,3011,409 各分数の分母を素因数分解して、素因数が2と5のみかどうかを調べます。
207:20=22×5 → 素因数は2と5のみ → 有限小数
125:12=22×3 → 素因数に3を含む → 有限小数ではない
83:8=23 → 素因数は2のみ → 有限小数
3011:30=2×3×5 → 素因数に3を含む → 有限小数ではない
409:40=23×5 → 素因数は2と5のみ → 有限小数
よって、有限小数で表されるものは207,83,409です。
分母の素因数分解がポイントだね。2と5以外の素因数が1つでも含まれていたら有限小数にはならないよ。
(2) 次の循環小数を分数で表せ。
(a)0.1˙2˙(b)0.83˙ 循環小数をxと置いて、繰り返し部分が消えるように式を作るんだ。やってみよう!
(a)0.1˙2˙ を分数に変換します。
x=0.121212⋯ とおきます。
繰り返し部分は「12」の2桁なので、100倍すると繰り返し部分がそろいます。
100x=12.121212⋯ ここで100xからxを引くと、
100x−x=12.121212⋯−0.121212⋯ x=9912=334 繰り返し部分の桁数だけ10の累乗を掛けるのがコツだよ。2桁繰り返しなら100倍、3桁なら1000倍だね。
(b)0.83˙ を分数に変換します。
x=0.8333⋯ とおきます。
この小数は循環しない部分(8)と循環する部分(3)があるので、2段階で考えます。
まず10倍して循環しない部分を整数にします。
10x=8.333⋯ 次に、繰り返し部分「3」は1桁なので、さらに10倍します。
100x=83.333⋯ 100xから10xを引くと、
100x−10x=83.333⋯−8.333⋯ x=9075=65 なるほど!循環しない部分がある場合は2つの式を作って引き算するんですね!
このページのまとめ
ここでは有限小数と循環小数について学習しました。
有限小数になるかどうかは、分母を素因数分解して2と5のみかを確認すれば判定できます。
循環小数を分数に直す方法は入試でもよく出題されるので、しっかり練習しておきましょう!