数と式

工夫できる因数分解①

共通部分を置き換える

数と式の「工夫できる因数分解①」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「共通部分を置き換える」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅰ 約5分 難易度 2

このページのまとめ

先に押さえておくこと

工夫できる因数分解①の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

共通部分を置き換えるの答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 共通部分を置き換える
  • ポイント: 数と式の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

(a2+2a)24(a2+2a)+3(a^2+2a)^2-4(a^2+2a)+3を因数分解せよ。

答えを見る

(a1)(a+3)(a2+2a1)\underline{(a-1)(a+3)(a^2+2a-1)}

解説

工夫できる因数分解の問題について解説します。

式を見て何か気づくかな?

a2+2aa^2+2a22つありますね。

今回の例題のように、式を因数分解する問題で同じ部分、すなわち共通部分があった場合はそこを文字で置きましょう。

この問題ではa2+2aa^2+2aが共通しているので、a2+2a=Xa^2+2a = Xとして考えていきます。

(a2+2a)24(a2+2a)+3=X24X+3(a^2+2a)^2-4(a^2+2a)+3 = X^2-4X+3となりますね。

X24X+3X^2-4X+3を因数分解しましょう。X2X^2の係数が11なので、かけて定数項の33、たしてXXの係数の4-4になる22つの数を探します。(3)×(1)=3(-3) \times (-1) = 3(3)+(1)=4(-3)+(-1)=-4なので3-31-1が見つかり、X24X+3=(X3)(X1)X^2-4X+3=(X-3)(X-1)となります。

X=a2+2aX=a^2+2aを元に戻すと、(a2+2a3)(a2+2a1)(a^2+2a-3)(a^2+2a-1)です。

ここでa2+2a3a^2+2a-3はさらに因数分解できます。同じくかけて3-3、たして22になる22つの数を探すと、3×(1)=33 \times (-1)=-33+(1)=23+(-1)=2なので、a2+2a3=(a+3)(a1)a^2+2a-3=(a+3)(a-1)です。

一方、a2+2a1a^2+2a-1はかけて1-1、たして22になる整数の組が存在しないため、これ以上因数分解できません。

よって答えは(a1)(a+3)(a2+2a1)\underline{(a-1)(a+3)(a^2+2a-1)}となります。

今回のようにx2x^2の係数が11のときは「かけて○、たして○」で因数分解できるよ。これは実はたすき掛けの特殊な場合で、x2x^2の係数が11だから片方の組が(1,1)(1, 1)に固定されて、もう片方の組だけ探せばいいんだ。

でも、置き換えしなくても因数分解自体はできますよね?

そうだね。でも、工夫した方が計算量は格段に少なくなる場合が多いよ。共通部分を見つけたときは積極的に置き換えていこう。

分かりました!

このページのまとめ

ここでは工夫できる因数分解の問題について解説しました。

式を展開する問題でも因数分解する問題でも、基本的には共通部分は置き換えて考えた方が良いです。

置き換える部分が分かりづらくなっているような問題もあるので、色々な問題で練習してくださいね。

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