このページのまとめ
先に押さえておくこと
直線のベクトル方程式(空間)の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
空間の直線の表現の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 空間の直線の表現
- ポイント: 空間ベクトルの基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
(1)点A(1,2,−1)を通り、方向ベクトルd=(2,−1,3)の直線の方程式を求めよ。
(2)2点A(1,3,2),B(3,−1,4)を通る直線の方程式を求めよ。
(3)(2)の直線上の点でz座標が8である点の座標を求めよ。
解説
空間における直線のベクトル方程式について解説します。
(1)点A(1,2,−1)を通り、方向ベクトルd=(2,−1,3)の直線の方程式を求めよ。
通る点と方向ベクトルが与えられているので、公式にそのまま当てはめることができます。
媒介変数表示では
⎩⎨⎧x=1+2ty=2−tz=−1+3t となります。tを消去すると
2x−1=−1y−2=3z+1 zの部分でz−(−1)=z+1となることに注意しよう。符号のミスが起きやすいところだよ。
(2)2点A(1,3,2),B(3,−1,4)を通る直線の方程式を求めよ。
2点が分かれば方向ベクトルが求められるよね。ABが方向ベクトルになるんだ。
方向ベクトルとしてABを求めます。
AB=OB−OA=(3−1,−1−3,4−2)=(2,−4,2) 点A(1,3,2)を通り方向ベクトル(2,−4,2)の直線なので
2x−1=−4y−3=2z−2 方向ベクトル(2,−4,2)は(1,−2,1)と簡単にすることもできるよ。どちらで書いてもOKだよ。
(3)(2)の直線上の点でz座標が8である点の座標を求めよ。
(2)の直線を媒介変数表示で書くと
⎩⎨⎧x=1+2ty=3−4tz=2+2t となります。z=8とすると2+2t=8、つまりt=3です。
これをx,yに代入すると
x=1+2×3=7,y=3−4×3=−9 よって、求める点の座標は(7,−9,8)です。
媒介変数表示にすると、条件を入れて座標を求めるのが簡単ですね!
そうだね。直線上の特定の点を求めたいときは、媒介変数表示が便利だよ。
このページのまとめ
ここでは空間における直線のベクトル方程式について学習しました。
「通る点」と「方向ベクトル」が分かれば直線の方程式が書けます。2点が与えられた場合はABを方向ベクトルにしましょう。
媒介変数表示とlx−a1=my−a2=nz−a3の形の両方を使いこなせるようになりましょう!