空間ベクトル

空間の内積

3次元での内積計算

空間ベクトルの「空間の内積」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「3次元での内積計算」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学C 約7分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

空間の内積の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

3次元での内積計算の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 3次元での内積計算
  • ポイント: 空間ベクトルの基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

a=(1,0,1),  b=(1,1,0)\vec{a}=(1, 0, 1),\; \vec{b}=(-1, 1, 0)のとき、次の値を求めよ。

(1)ab(1)\quad \vec{a} \cdot \vec{b}

(2)a(2)\quad \vec{a}b\vec{b}のなす角θ  (0°θ180°)\theta \;(0° \leqq \theta \leqq 180°)

答えを見る

(1)  ab=1(1)\; \vec{a} \cdot \vec{b}=\underline{-1}
(2)  θ=120°(2)\; \underline{\theta=120°}

解説

空間ベクトルの内積となす角について解説します。

平面ベクトルでは成分が22つでしたが、空間ベクトルでは成分が33つになります。内積の求め方は全く同じで、対応する成分の積の和です。

(1)ab(1)\quad \vec{a} \cdot \vec{b}を求めよ。

内積の公式に当てはめて計算します。

ab=1×(1)+0×1+1×0\vec{a} \cdot \vec{b}=1 \times (-1)+0 \times 1+1 \times 0
=1+0+0=-1+0+0
=1=\underline{-1}

内積の値が負になったね。これは22つのベクトルのなす角が鈍角であることを意味しているよ。

(2)a(2)\quad \vec{a}b\vec{b}のなす角θ\thetaを求めよ。

なす角を求めるにはcosθ=abab\cos\theta=\frac{\vec{a} \cdot \vec{b}}{|\vec{a}||\vec{b}|}の公式を使います。

まず、各ベクトルの大きさを求めましょう。

a=12+02+12=2|\vec{a}|=\sqrt{1^2+0^2+1^2}=\sqrt{2}
b=(1)2+12+02=2|\vec{b}|=\sqrt{(-1)^2+1^2+0^2}=\sqrt{2}

(1)(1)の結果と合わせてcosθ\cos\thetaの値を求めます。

cosθ=abab\cos\theta=\frac{\vec{a} \cdot \vec{b}}{|\vec{a}||\vec{b}|}
=12×2=\frac{-1}{\sqrt{2} \times \sqrt{2}}
=12=\frac{-1}{2}
=12=-\frac{1}{2}

0°θ180°0° \leqq \theta \leqq 180°の範囲でcosθ=12\cos\theta=-\frac{1}{2}を満たすのはθ=120°\underline{\theta=120°}です。

内積が分かれば角度が求まるんですね!

その通り!「ベクトルのなす角」と聞いたら内積を思い出そう。この流れは平面ベクトルでも空間ベクトルでも全く同じだよ。

このページのまとめ

ここでは空間ベクトルの内積となす角の求め方について学習しました。

内積の計算ab=a1b1+a2b2+a3b3\vec{a} \cdot \vec{b}=a_1 b_1+a_2 b_2+a_3 b_3と、なす角の公式cosθ=abab\cos\theta=\frac{\vec{a} \cdot \vec{b}}{|\vec{a}||\vec{b}|}はセットで覚えておきましょう!

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