空間ベクトル

平面のベクトル方程式

法線ベクトルと平面

空間ベクトルの「平面のベクトル方程式」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「法線ベクトルと平面」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学C 約9分 難易度 2

このページのまとめ

先に押さえておくこと

平面のベクトル方程式の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

法線ベクトルと平面の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 法線ベクトルと平面
  • ポイント: 空間ベクトルの基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

(1)(1)\quadA(1,2,1)A(1, 2, -1)を通り、法線ベクトルn=(2,3,1)\vec{n}=(2, -3, 1)の平面の方程式を求めよ。

(2)3(2)\quad 3A(1,0,0),  B(0,2,0),  C(0,0,3)A(1, 0, 0),\; B(0, 2, 0),\; C(0, 0, 3)を通る平面の方程式を求めよ。

(3)(3)\quadP(3,1,2)P(3, 1, -2)から(1)(1)の平面までの距離を求めよ。

答えを見る

(1)  2x3y+z=5(1)\; \underline{2x-3y+z=-5}
(2)  6x+3y+2z=6(2)\; \underline{6x+3y+2z=6}
(3)  3147(3)\; \underline{\frac{3\sqrt{14}}{7}}

解説

空間における平面のベクトル方程式について解説します。

法線ベクトルって何ですか?

法線ベクトルは平面に垂直なベクトルのことだよ。平面上のどんなベクトルとも垂直になるんだ。

(1)(1)\quadA(1,2,1)A(1, 2, -1)を通り、法線ベクトルn=(2,3,1)\vec{n}=(2, -3, 1)の平面の方程式を求めよ。

平面上の任意の点P(x,y,z)P(x, y, z)に対して、AP=(x1,y2,z+1)\vec{AP}=(x-1, y-2, z+1)は法線ベクトルn=(2,3,1)\vec{n}=(2, -3, 1)と垂直です。

つまりnAP=0\vec{n} \cdot \vec{AP}=0が成り立ちます。

2(x1)3(y2)+1(z+1)=02(x-1)-3(y-2)+1(z+1)=0
2x23y+6+z+1=02x-2-3y+6+z+1=0
2x3y+z+5=02x-3y+z+5=0

よって2x3y+z=5\underline{2x-3y+z=-5}となります。

(2)3(2)\quad 3A(1,0,0),  B(0,2,0),  C(0,0,3)A(1, 0, 0),\; B(0, 2, 0),\; C(0, 0, 3)を通る平面の方程式を求めよ。

33点が与えられた場合はどうすればいいですか?

22つの方法があるよ。11つはp=a+sAB+tAC\vec{p}=\vec{a}+s\vec{AB}+t\vec{AC}からs,ts, tを消去する方法。もう11つはax+by+cz=dax+by+cz=d33点を代入する方法だよ。今回は後者でやってみよう。

平面の方程式をax+by+cz=dax+by+cz=dとおいて、33点を代入します。

A(1,0,0)A(1, 0, 0)を代入: a=da=d

B(0,2,0)B(0, 2, 0)を代入: 2b=d2b=d

C(0,0,3)C(0, 0, 3)を代入: 3c=d3c=d

これよりa=d,  b=d2,  c=d3a=d,\; b=\frac{d}{2},\; c=\frac{d}{3}となります。d=6d=6とおくと

a=6,  b=3,  c=2a=6,\; b=3,\; c=2

よって6x+3y+2z=6\underline{6x+3y+2z=6}となります。

ちなみにこの平面はx1+y2+z3=1\frac{x}{1}+\frac{y}{2}+\frac{z}{3}=1とも書けるよ。これはx,y,zx, y, z軸との切片がそれぞれ1,2,31, 2, 3であることを表しているんだ。

(3)(3)\quadP(3,1,2)P(3, 1, -2)から(1)(1)の平面2x3y+z=52x-3y+z=-5までの距離を求めよ。

平面2x3y+z=52x-3y+z=-52x3y+z+5=02x-3y+z+5=0の形に書き直して公式に当てはめます。

23+(3)1+1(2)+522+(3)2+12\frac{|2 \cdot 3+(-3) \cdot 1+1 \cdot (-2)+5|}{\sqrt{2^2+(-3)^2+1^2}}
=632+54+9+1=\frac{|6-3-2+5|}{\sqrt{4+9+1}}
=614=\frac{6}{\sqrt{14}}
=61414=\frac{6\sqrt{14}}{14}
=3147=\underline{\frac{3\sqrt{14}}{7}}

この公式、平面版の「点と直線の距離」と似ていますね!

いい気づきだね!22次元の「点と直線の距離」の公式が33次元に拡張されたものなんだ。

このページのまとめ

ここでは空間における平面のベクトル方程式と点と平面の距離について学習しました。

法線ベクトルn\vec{n}と通る点が分かれば平面の方程式が求められます。

点と平面の距離の公式も重要なので、しっかりマスターしていきましょう!

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