平面ベクトル

位置ベクトル

点の位置をベクトルで表す

平面ベクトルの「位置ベクトル」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「点の位置をベクトルで表す」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学C 約8分 難易度 2

このページのまとめ

先に押さえておくこと

位置ベクトルの要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

点の位置をベクトルで表すの答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 点の位置をベクトルで表す
  • ポイント: 平面ベクトルの基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

ABC\triangle ABCにおいて、辺BCBC2:12:1に内分する点をPP、辺CACAの中点をQQとする。AAの位置ベクトルをa\vec{a}BBの位置ベクトルをb\vec{b}CCの位置ベクトルをc\vec{c}とするとき、次の問いに答えよ。

(1)P(1)\quad Pの位置ベクトルをa,  b,  c\vec{a},\; \vec{b},\; \vec{c}で表せ。

(2)Q(2)\quad Qの位置ベクトルをa,  b,  c\vec{a},\; \vec{b},\; \vec{c}で表せ。

(3)(3)\quad線分PQPQの中点MMの位置ベクトルをa,  b,  c\vec{a},\; \vec{b},\; \vec{c}で表せ。

答えを見る

(1)  OP=b+2c3(1)\; \vec{OP}=\underline{\frac{\vec{b}+2\vec{c}}{3}}
(2)  OQ=a+c2(2)\; \vec{OQ}=\underline{\frac{\vec{a}+\vec{c}}{2}}
(3)  OM=3a+2b+7c12(3)\; \vec{OM}=\underline{\frac{3\vec{a}+2\vec{b}+7\vec{c}}{12}}

解説

位置ベクトルの問題について解説します。

位置ベクトルって何ですか?

ある定点(始点)OOから各点への向きと距離を表すベクトルのことだよ。

例えば、点AAの位置ベクトルはOA\vec{OA}のことだね。

(1)P(1)\quad P(辺BCBC2:12:1に内分する点)の位置ベクトルを求めよ。

PPは辺BCBC2:12:1に内分するので、内分点の公式を使います。

BBCCm:nm:nに内分する点の公式はnb+mcm+n\frac{n\vec{b}+m\vec{c}}{m+n}だよ。m=2,  n=1m=2,\; n=1を代入しよう。

OP=1b+2c2+1=b+2c3\vec{OP}=\frac{1\cdot\vec{b}+2\cdot\vec{c}}{2+1}=\underline{\frac{\vec{b}+2\vec{c}}{3}}

(2)Q(2)\quad Q(辺CACAの中点)の位置ベクトルを求めよ。

中点は1:11:1の内分点なので、両端の位置ベクトルの平均です。

OQ=c+a2=a+c2\vec{OQ}=\frac{\vec{c}+\vec{a}}{2}=\underline{\frac{\vec{a}+\vec{c}}{2}}

中点は両端の位置ベクトルの平均なんですね!

その通り!中点の公式はよく使うから覚えておこう。

(3)(3)\quad線分PQPQの中点MMの位置ベクトルを求めよ。

(1),  (2)(1),\; (2)の結果を使います。MMPPQQの中点なので、

OM=OP+OQ2\vec{OM}=\frac{\vec{OP}+\vec{OQ}}{2}
=12(b+2c3+a+c2)=\frac{1}{2}\left(\frac{\vec{b}+2\vec{c}}{3}+\frac{\vec{a}+\vec{c}}{2}\right)

通分して計算していきます。分母を66に統一すると、

=122(b+2c)+3(a+c)6=\frac{1}{2}\cdot\frac{2(\vec{b}+2\vec{c})+3(\vec{a}+\vec{c})}{6}
=122b+4c+3a+3c6=\frac{1}{2}\cdot\frac{2\vec{b}+4\vec{c}+3\vec{a}+3\vec{c}}{6}
=3a+2b+7c12=\frac{3\vec{a}+2\vec{b}+7\vec{c}}{12}

よって、OM=3a+2b+7c12\vec{OM}=\underline{\frac{3\vec{a}+2\vec{b}+7\vec{c}}{12}}となります。

分数の通分が少し大変だけど、丁寧に計算すれば大丈夫だよ!

このページのまとめ

ここでは位置ベクトルの問題について学習しました。

位置ベクトルを使うと、図形上の点の位置をベクトルで表すことができます。

内分点・中点の公式は頻出なので、しっかり使いこなせるようにしましょう!

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