このページのまとめ
先に押さえておくこと
直線のベクトル方程式の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 媒介変数表示
- ポイント: 平面ベクトルの要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題
次の直線のベクトル方程式を求めよ。
(1)点A(2,3)を通り、方向ベクトルd=(1,−2)の直線
(2)2点A(1,4),B(3,−2)を通る直線
(3)(2)の直線上で、ABを1:2に内分する点Pの座標を求めよ。
解説
直線のベクトル方程式について解説します。
直線のベクトル方程式って、普通の直線の式と何が違うんですか?
ベクトル方程式は媒介変数tを使って点の位置を表すんだ。
tの値を変えると直線上の点が動くイメージだよ。
(1)点A(2,3)を通り、方向ベクトルd=(1,−2)の直線のベクトル方程式を求めよ。
点Aを通り方向ベクトルdの直線はp=a+tdで表されるので、
p=(2,3)+t(1,−2) =(2+t,3−2t) この直線を図で確認してみましょう。
方向ベクトルdの向きに沿って直線が伸びているのがわかるね。tの値を変えると点pが直線上を動くんだ。
(2)2点A(1,4),B(3,−2)を通る直線のベクトル方程式を求めよ。
2点を通る直線の公式p=(1−t)a+tbを使います。
p=(1−t)(1,4)+t(3,−2) =(1−t,4−4t)+(3t,−2t) =(1+2t,4−6t) t=0でA、t=1でBになるか確認してみていいですか?
確認してみましょう。t=0のときp=(1,4)=A、t=1のときp=(3,−2)=Bとなり、正しいことがわかります。
(3)(2)の直線上で、ABを1:2に内分する点Pの座標を求めよ。
t=0でA、t=1でBだから、ABを1:2に内分する点はtがいくつになるかな?
AからBに向かって31進んだところだから...t=31ですか?
正解!ABをm:nに内分するときt=m+nmだね。
t=31を代入して、
P=(1+2⋅31,4−6⋅31) =(1+32,4−2) =(35,2) 直線のベクトル方程式を使えば、内分点もtに値を代入するだけで求められるんだ。便利でしょ?
このページのまとめ
ここでは直線のベクトル方程式について学習しました。
方向ベクトルを使う方法と2点を使う方法の2通りを覚えておきましょう。
特に2点を通る直線ではtの値と内分比の関係を理解しておくと、色々な問題に応用できますよ!