このページのまとめ
先に押さえておくこと
複素数と回転の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 点の回転移動
- ポイント: 複素数平面の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
- 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習
問題
(1) 複素数z=2+iを原点のまわりに2πだけ回転した点wを求めよ。
(2) 複素数z=3+2iを点α=1+iのまわりに3πだけ回転した点wを求めよ。
解説
複素数と回転移動について解説します。
絶対値1の複素数cosθ+isinθをかけると、絶対値は変わらずに偏角だけθ増えるよね。
これが「回転」に対応するんだ。
(1) 複素数z=2+iを原点のまわりに2πだけ回転した点wを求めよ。
原点中心の回転の公式w=z(cosθ+isinθ)に代入します。
w=(2+i)(cos2π+isin2π) =(2+i)(0+i) =(2+i)⋅i よってw=−1+2iです。
2π回転はiをかけることと同じだよ。
zにiをかけると反時計回りに90°回転するんだ。
(2) 複素数z=3+2iを点α=1+iのまわりに3πだけ回転した点wを求めよ。
点α中心の回転なので、まずz−αを計算します。
z−α=(3+2i)−(1+i)=2+i これを3π回転させます。
w−α=(2+i)(cos3π+isin3π) =(2+i)(21+23i) =2⋅21+2⋅23i+i⋅21+i⋅23i =1+3i+21i−23 =(1−23)+(3+21)i w=(w−α)+αより、
w=(1−23)+(3+21)i+(1+i) =(2−23)+(23+3)i よってw=(2−23)+(23+3)iです。
α中心の回転は少し手順が多いですね。
z−αを計算(
αを原点に移す)
回転の複素数をかける
このページのまとめ
ここでは複素数と回転移動について学習しました。
原点中心の回転はw=z(cosθ+isinθ)、α中心の回転はw−α=(z−α)(cosθ+isinθ)です。
回転の問題は入試でも頻出なので、確実に解けるように練習してくださいね!