統計的な推測

確率変数と確率分布

離散型確率変数と確率分布表

統計的な推測の「確率変数と確率分布」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「離散型確率変数と確率分布表」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学B 約11分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

確率変数と確率分布の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

離散型確率変数と確率分布表の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 離散型確率変数と確率分布表
  • ポイント: 統計的な推測の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

さいころを11回投げるとき、出た目の数をXXとする。

(1)X(1)\quad Xの確率分布表を作成せよ。

(2)P(X4)(2)\quad P(X \geqq 4)を求めよ。

(3)P(2X5)(3)\quad P(2 \leqq X \leqq 5)を求めよ。

答えを見る

(1)  (1)\;確率分布表は以下の通り。

X123456P161616161616\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|}\hline X & 1 & 2 & 3 & 4 & 5 & 6 \\ \hline P & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} \\ \hline \end{array}
(2)  P(X4)=12(2)\;P(X \geqq 4) = \underline{\frac{1}{2}}
(3)  P(2X5)=23(3)\;P(2 \leqq X \leqq 5) = \underline{\frac{2}{3}}

解説

確率変数と確率分布について解説します。

まず、確率変数とは何かを理解しましょう。

「確率変数」って、普通の変数と何が違うんですか?

いい質問だね!普通の変数は決まった値を表すけど、確率変数は「試行の結果によって値が決まる」変数なんだ。

例えば、さいころを投げて出る目は、投げる前は分からないよね。

さいころの目は11から66の整数だから、離散型確率変数ですね!

その通り!コイン投げの表裏(0011)や、当たりくじの本数なども離散型確率変数だよ。

次に、確率分布について見ていきましょう。

確率分布表には大切な性質があるんだ。

全部足したら11になるんですね。当たり前といえば当たり前ですね!

そうだね。「何かしらの結果が必ず起こる」ということを数学的に表しているんだ。

では、問題を解いてみよう!

さいころを11回投げるとき、出た目の数をXXとする。

(1)X(1)\quad Xの確率分布表を作成せよ。

さいころの目は1,2,3,4,5,61, 2, 3, 4, 5, 666通りで、どの目も同様に確からしく出ます。

各目が出る確率はすべて16\frac{1}{6}だね。これを表にまとめよう。

確率分布表は次のようになります。

X123456P161616161616\Large \begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|}\hline X & 1 & 2 & 3 & 4 & 5 & 6 \\ \hline P & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} & \frac{1}{6} \\ \hline \end{array}

確率の和を確認すると、16×6=1\frac{1}{6} \times 6 = 1ですね!

素晴らしい!確率分布表を作ったら、必ず和が11になることを確認しよう。

(2)P(X4)(2)\quad P(X \geqq 4)を求めよ。

P(X4)P(X \geqq 4)は「XX44以上になる確率」です。

X4X \geqq 4を満たすのはX=4,5,6X = 4, 5, 6のときだね。

確率分布表から、それぞれの確率を足し合わせます。

P(X4)=P(X=4)+P(X=5)+P(X=6)P(X \geqq 4) = P(X = 4) + P(X = 5) + P(X = 6)
=16+16+16= \frac{1}{6} + \frac{1}{6} + \frac{1}{6}
=12= \underline{\frac{1}{2}}

(3)P(2X5)(3)\quad P(2 \leqq X \leqq 5)を求めよ。

P(2X5)P(2 \leqq X \leqq 5)は「XX22以上55以下になる確率」です。

X=2,3,4,5X = 2, 3, 4, 5の確率を足せばいいんですね!

P(2X5)=P(X=2)+P(X=3)+P(X=4)+P(X=5)P(2 \leqq X \leqq 5) = P(X = 2) + P(X = 3) + P(X = 4) + P(X = 5)
=16+16+16+16= \frac{1}{6} + \frac{1}{6} + \frac{1}{6} + \frac{1}{6}
=46=23= \frac{4}{6} = \underline{\frac{2}{3}}

別解として、「余事象」を使う方法もあるよ。

P(2X5)=1P(X=1)P(X=6)=11616=23P(2 \leqq X \leqq 5) = 1 - P(X = 1) - P(X = 6) = 1 - \frac{1}{6} - \frac{1}{6} = \frac{2}{3}

どちらの方法でも同じ答えになりますね!

条件を満たす場合が多いときは余事象を使うと計算が楽になることがあるよ。

このページのまとめ

ここでは確率変数と確率分布の基本について学習しました。

確率変数は試行の結果によって値が決まる変数で、その確率分布を表にまとめたものが確率分布表です。

確率分布表を正しく作れるようになることが、統計的な推測を学ぶ上での第一歩です。

ぜひしっかりマスターしてくださいね!

アプリで続ける

この問題の「よくある質問」や「解法の鍵」は、アプリで読めます。

この問題に関するよくある疑問への回答や、解法のポイントをまとめた「解法の鍵」はアプリに収録しています。 類題演習やAIへの質問もアプリから使えます。確率変数と確率分布 に近い内容をそのまま続けられます。

よくある質問 解法の鍵 類題演習 AIに質問

ストアからダウンロードして、同じ単元の演習やAI質問をそのまま続けられます。