このページのまとめ
先に押さえておくこと
確率の基本性質・定義の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 加法定理と確率の計算
- ポイント: 確率の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題
個のサイコロを回投げるとき、偶数の目が出る確率を求めよ。
枚のトランプから枚を引くとき、ハートまたは絵札が出る確率を求めよ。
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解説
確率の基本的な考え方について解説します。
確率ってそもそも何ですか?
いい質問だね。確率は「ある出来事がどれくらい起こりやすいか」を数値で表したものだよ。
まずは基本的な用語から確認していこう。
確率を学ぶために、いくつかの用語を理解しておきましょう。
・:同じ条件のもとで何回でも繰り返すことのできる実験や観察のこと
・:試行の結果起こる事柄のこと
・ :起こり得る全ての結果の集合
・ :決して起こらない事象
例えば「サイコロを回投げる」は、「偶数の目が出る」はです。
全事象はサイコロならであり、となります。
次に確率の定義と基本性質を見ていきましょう。
「同様に確からしい」ってどういう意味ですか?
それぞれの結果が同じ程度に起こると期待できるということだよ。
例えばサイコロならからのどの目も同じ確率で出ると考えるんだ。
確率は以上以下の値をとります。なら絶対に起こらず、なら必ず起こるということです。
それでは問題を解いていきましょう!
個のサイコロを回投げるとき、偶数の目が出る確率を求めよ。
まずは全事象と、求める事象を整理しよう。
サイコロを回投げるとき、全事象はでです。
偶数の目が出る事象をとすると、でです。
よって確率の定義より、
定義に当てはめるだけでいいんですね!
その通り!次はを見ていこう。この問題は少しだけ工夫が必要だよ。
枚のトランプから枚を引くとき、ハートまたは絵札が出る確率を求めよ。
「ハート絵札」なので、つの事象のを考える必要があります。
ここで重要な公式を紹介します。
なぜを引くんですか?
とをそのまま足すと、共通部分を回数えてしまうからだよ。
ベン図で見るとわかりやすいよ!
ハートの事象を、絵札の事象をとします。
・ハートは枚なので
・絵札(J, Q, K)は各マーク枚ずつでマーク分あるので
・ハートかつ絵札(ハートのJ, Q, K)は
全事象はなので、加法定理より
もしを引き忘れるとになってしまうから注意してね。
ハートの絵札を回数えてしまっているよ。
「または」が出てきたら加法定理を使うんですね!共通部分を引くのを忘れないようにします。
ここでは確率の基本的な定義と性質について学習しました。
確率の計算では、まず全事象を求めてから、求めたい事象を数えるのが基本です。
「または」の確率では加法定理を使い、共通部分の引き忘れに注意しましょう。
この考え方は今後の確率の問題を解く上で基礎になるので、しっかりマスターしてくださいね!
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