このページのまとめ
先に押さえておくこと
排反事象と確率の加法定理の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: P(A∪B)の求め方
- ポイント: 確率の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題
個のサイコロを回投げるとき、次の確率を求めよ。
の倍数またはの倍数の目が出る確率
の倍数またはの倍数の目が出る確率
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解説
排反事象と確率の加法定理について解説します。
「排反事象」って何ですか?
いい質問だね。2つの事象が同時には起こらないとき、「排反」と言うんだ。
まずは定義から確認しよう!
なるほど、同時に起こらないということですね。排反のときは確率はどう求めるんですか?
排反のときは、それぞれの確率をそのまま足せばOKだよ。
これを「確率の加法定理」と言うんだ。
排反でないときはを引かないと、重複して数えてしまうんだ。
ベン図で考えるとわかりやすいよ。
排反の場合と排反でない場合をベン図で比較してみましょう。
排反の場合():
排反でない場合():
排反でないときは共通部分があるから、だけだと共通部分を回数えてしまうんですね!
その通り!だからを引いて調整するんだよ。それでは問題を解いていこう。
個のサイコロを回投げるとき、次の確率を求めよ。
の倍数またはの倍数の目が出る確率
まず、サイコロの出る目はの通りですね。
事象を整理しましょう。
・事象:の倍数の目が出る の通り
・事象:の倍数の目が出る の通り
ここで大事なのは、とが排反かどうかを確認することだよ。
は「の倍数かつの倍数」、つまりの倍数の目が出る事象です。
サイコロの目は~なので、の倍数はありません。
よって、つまりとはです。
排反なので加法定理より、
個のサイコロを回投げるとき、次の確率を求めよ。
の倍数またはの倍数の目が出る確率
同様に事象を整理しましょう。
・事象:の倍数の目が出る の通り
・事象:の倍数の目が出る の通り
とは排反かな?
はの倍数でもありの倍数でもあるから...排反ではないですね!
正解!だから排反ではないね。一般の加法定理を使おう。
は「の倍数かつの倍数」、つまりの倍数の目が出る事象なのでです。
排反ではないので、一般の加法定理を使います。
もしを引かなかったらになってしまいますね。を回数えてしまうから間違いになるんだ。
その通り!排反かどうかの確認は必ず行おう。
つ以上の排反事象の場合も同じ考え方で、のように単純に足し合わせればOKだよ。
排反なら何個でも足し算するだけでいいんですね!
その通り。排反かどうかの判定がポイントだから、問題を解くときはまず共通部分があるかどうかを確認しようね。
ここでは排反事象と確率の加法定理について学習しました。
ポイントは、とが排反かどうかを必ず確認することです。
排反なら、排反でなければを使いましょう。
確率の基本となる考え方なので、しっかりマスターしてくださいね!
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