確率

独立試行の確率

独立な事象の確率の積

確率の「独立試行の確率」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「独立な事象の確率の積」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学A 約10分 難易度 1 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

独立試行の確率の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: 独立な事象の確率の積
  • ポイント: 確率の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

コインを22枚同時に投げるとき、22枚とも表が出る確率を求めよ。

また、赤い袋には赤玉33個と白玉22個、白い袋には赤玉11個と白玉44個が入っている。それぞれの袋から11個ずつ玉を取り出すとき、次の確率を求めよ。

(1)(1)\quad 22個とも赤玉である確率

(2)(2)\quad 22個とも同じ色の玉である確率

(3)(3)\quad 少なくとも11個が赤玉である確率

答えを見る

22枚とも表が出る確率: 14\underline{\frac{1}{4}}

(1)  (1)\; 325\underline{\frac{3}{25}}

(2)  (2)\; 1125\underline{\frac{11}{25}}

(3)  (3)\; 1725\underline{\frac{17}{25}}

解説

独立試行の確率の問題について解説します。

「独立な試行」ってどういう意味ですか?

いい質問だね!「独立な試行」とは、一方の試行の結果が他方の試行の結果に影響を与えないことを言うんだ。

例えば、コインを22枚投げるとき、11枚目の結果が表でも裏でも、22枚目が表になる確率は変わらないよね。

なるほど。では独立な試行の確率はどうやって求めるんですか?

独立な試行では、それぞれの確率を掛け合わせればいいんだよ。公式を見てみよう。

確率をかけるだけでいいんですね!

そうだよ。ただし「独立」であることが前提だからね。

ちなみに、「独立」と「排反」は全く別の概念だから混同しないように注意しよう。

それでは問題を解いていきましょう。

コインを22枚同時に投げるとき、22枚とも表が出る確率を求めよ。

22枚のコインはそれぞれ独立に投げるので、一方の結果が他方に影響しません。

11枚目が表になる確率は12\frac{1}{2}22枚目が表になる確率も12\frac{1}{2}です。

よって、22枚とも表が出る確率は

P=12×12=14P = \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \underline{\frac{1}{4}}
1/2 1/2 1/2 1/2 1/2 1/2 開始 表表 表裏 裏表 裏裏

樹形図で見ると全部で44通りあって、22枚とも表になるのは11通りだから14\frac{1}{4}だね。

次に、袋から玉を取り出す問題を見ていきましょう。

赤い袋と白い袋から11個ずつ取り出すので、22つの試行は独立です。

まず、それぞれの袋から各色の玉を取り出す確率を整理しておきます。

  • 赤い袋: 赤玉35\frac{3}{5}、白玉25\frac{2}{5}
  • 白い袋: 赤玉15\frac{1}{5}、白玉45\frac{4}{5}

(1)(1)\quad 22個とも赤玉である確率

赤い袋から赤玉、白い袋から赤玉を取り出せばよいので、

P=35×15=325P = \frac{3}{5} \times \frac{1}{5} = \underline{\frac{3}{25}}

それぞれの確率をかけるだけですね!

(2)(2)\quad 22個とも同じ色の玉である確率

22個とも同じ色になるのは、「22個とも赤玉」または「22個とも白玉」のときです。

22個とも赤」と「22個とも白」は同時には起こらない、つまり排反だから確率を足し合わせればいいよ。

22個とも赤玉の確率は(1)(1)より325\frac{3}{25}です。

22個とも白玉の確率は25×45=825\frac{2}{5} \times \frac{4}{5} = \frac{8}{25}です。

よって、22個とも同じ色の確率は

P=325+825=1125P = \frac{3}{25} + \frac{8}{25} = \underline{\frac{11}{25}}

(3)(3)\quad 少なくとも11個が赤玉である確率

「少なくとも11個」って場合が多そうで大変です...

「少なくとも11個」のときは、余事象を使うと楽だよ。

「少なくとも11個が赤」の余事象は「11個も赤がない」、つまり「22個とも白」だね。

22個とも白玉の確率は25×45=825\frac{2}{5} \times \frac{4}{5} = \frac{8}{25}なので、

P=1825P = 1 - \frac{8}{25}
=1725= \underline{\frac{17}{25}}

「少なくとも11つは〜」という問題は余事象を考えるのが定石だよ。覚えておこう!

独立な試行が33つ以上あるときはどうなりますか?

同じように、全ての確率をかけ合わせればいいよ。

例えばコインを33枚投げて全部表になる確率は12×12×12=18\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{8}だね。

このページのまとめ

ここでは独立試行の確率について学習しました。

独立な22つの試行の確率は、それぞれの確率をかけ合わせるだけで求められます。

「独立」と「排反」の違いをしっかり理解して、余事象の考え方と合わせて使いこなせるようになりましょう!

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