このページのまとめ
先に押さえておくこと
期待値の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
平均的にいくら期待できるかの答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 平均的にいくら期待できるか
- ポイント: 確率の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
(1) 1個のさいころを1回投げるとき、出る目の期待値を求めよ。
(2) 26本のくじの中に1等1000円が1本、2等100円が5本、はずれが20本ある。このくじを1本引くとき、もらえる金額の期待値を求めよ。
(3) (2)のくじが1本50円で売られているとき、このくじを買うことは得といえるか。
解説
期待値の問題について解説します。
「平均的にどのくらいの値が期待できるか」を表す数値のことだよ。
確率を使って計算するんだ。
期待値は、Xが取りうる各値に、その値を取る確率をかけて足し合わせたものです。
(1) 1個のさいころを1回投げるとき、出る目の期待値を求めよ。
さいころの出る目Xは1,2,3,4,5,6のいずれかで、それぞれの確率は61です。
確率の表にまとめると次のようになります。
XP161261361461561661 期待値の定義に当てはめると、
E(X)=1×61+2×61+3×61+4×61+5×61+6×61 =61+2+3+4+5+6 =621=27 となります。
3.5ということは、実際には出ない数字ですね。
いいところに気づいたね!期待値は「何回も繰り返したときの平均値」なので、実際に出る値でなくても構わないんだ。
何回もさいころを振れば、出た目の平均は3.5に近づいていくよ。
(2) 26本のくじの中に1等1000円が1本、2等100円が5本、はずれが20本ある。このくじを1本引くとき、もらえる金額の期待値を求めよ。
もらえる金額Xと確率を表にまとめましょう。
X(円)P100026110026502620 はずれは賞金0円だからX=0として計算するよ。
確率の合計が261+5+20=1になっていることも確認しておこう。
期待値を計算すると、
E(X)=1000×261+100×265+0×2620 =261000+500+0 =261500=13750 13750≒57.7円ですね。
そうだね。1回くじを引くと、平均して約58円もらえるということになるんだ。
(3) (2)のくじが1本50円で売られているとき、このくじを買うことは得といえるか。
(2)で求めた期待値は約57.7円でした。くじの値段は50円なので、期待値>値段 です。
平均して約58円分もらえるのに50円しか払わないわけだから、得ということになるね。
つまり、得といえる。
期待値を使えば、くじやゲームが得かどうか判断できるんですね!
その通り!期待値は色々な場面で役に立つから、計算の仕方をしっかり覚えておこう。
このページのまとめ
ここでは期待値について学習しました。
期待値は「Xの値×確率」の総和で求められ、「平均的にどのくらいの値が期待できるか」を表します。
くじ引きやゲームの損得判断にも使える重要な概念なので、しっかりマスターしてくださいね!