確率

条件つき確率

確率の「条件つき確率」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。学習の流れを短く確認できます。

数学A 約10分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

条件つき確率の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

確率の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 条件つき確率
  • ポイント: 確率の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

真実を述べる確率が45\frac{4}{5}の人が33人いるとする。硬貨を11枚投げるとき、以下の確率を求めよ。

(1)(1) 33人とも「表が出た」と言う確率

(2)(2) 33人とも「表が出た」と言い本当に表が出た確率

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(1)  1350(1)\; \underline{\frac{13}{50}}
(2)  6465(2)\;\underline{\frac{64}{65}}

解説

条件つき確率の問題について解説します。

「条件つき確率」とはなんですか?

この問題であれば(2)(2)のような確率のことだよ。

ある事象が起こったという条件で、別の事象が起こる確率を「条件つき確率」と言うんだ。

それでは(1)(1)から順番に見ていきましょう。

真実を述べる確率が45\frac{4}{5}の人が33人いるとする。硬貨を11枚投げるとき、以下の確率を求めよ。

(1)(1) 33人とも「表が出た」と言う確率

まず、「表が出た」と33人が言う状況は、以下の22通りのみです。

  1. 本当に表が出ていて、全員本当のことを言っているとき
  2. 裏が出ているが、全員嘘をついているとき

(1)(1)は、この22通りしかないことを見抜けるかがポイントだよ。

順番に確率を考えていきましょう。


1
本当に表が出ていて、全員本当のことを言っているとき

実際の硬貨で表が出る確率は12\frac{1}{2}であり、3人が全員本当のことを言う確率は(45)3\left(\frac4 5\right)^3なので12×(45)3\frac{1}{2}\times \left(\frac4 5\right)^3となります。


2
裏が出ているが、全員嘘をついているとき

実際の硬貨で裏が出る確率は12\frac 1 2であり、33人が全員嘘をつく確率は(15)3\left(\frac1 5\right)^3なので12×(15)3\frac 1 2 \times \left(\frac1 5\right)^3となります。


以上①②を足し合わせることにより、33人とも「表が出た」と言う確率は12×(45)3+12×(15)3=1350\frac{1}{2}\times \left(\frac4 5\right)^3 + \frac 1 2 \times \left(\frac1 5\right)^3 = \underline{\frac{13}{50}}となります。

それでは次の問題を見ていきましょう。

真実を述べる確率が45\frac{4}{5}の人が33人いるとする。硬貨を11枚投げるとき、以下の確率を求めよ。

(2)(2) 33人とも「表が出た」と言い本当に表が出た確率

この問題が今回のテーマである「条件つき確率」の問題です。

ここで、条件つき確率の公式をみてみましょう。

(2)(2)で、どの事象がAAでどの事象がBBなのかを明確にすると以下のようになります。

事象AA: 3人とも「表が出た」と言う\underline{3人とも「表が出た」と言う}

事象BB: 本当に表が出た\underline{本当に表が出た}

(1)(1)では、まさにPA(B)=P(AB)P(A)P_A (B)= \frac{P(A \cap B)}{P(A)}におけるP(A)P(A)を求めました。

あとはP(AB)P(A \cap B)が分かればよいですね。

P(AB)P(A \cap B)を言葉に直すと「本当に表が出ていて、全員本当のことを言っている確率」となります。

何かピンとくるかな?

これ、(1)(1)の①で求めました!

「本当に表が出ていて、全員本当のことを言っている確率」は12×(45)3\frac{1}{2}\times \left(\frac4 5\right)^3と求めていましたね。

よって、求める条件つき確率はPA(B)=P(AB)P(A)=12×(45)31350=6465{P_A (B)= \frac{P(A \cap B)}{P(A)}=\frac{\frac{1}{2}\times \left(\frac4 5\right)^3}{\frac{13}{50}}}=\underline{\frac{64}{65}}となります。

求め方は分かりましたが、なんだか解き方がしっくりきません。公式を覚えればいいですか?

条件つき確率の問題をみたら、以下のステップで解くのがおすすめだよ。

一番重要なポイントは、「事象AAと事象BBを明確にすること」です。

慣れるまでは今回の問題のように、

事象AA: 3人とも「表が出た」と言う\underline{3人とも「表が出た」と言う}

事象BB: 本当に表が出た\underline{本当に表が出た}

と実際に書いてみるのがおすすめです。

最初は慣れないかもしれないけど、毎回同じ解き方をしていれば必ず解けるようになるよ。

分かりました!

このページのまとめ

ここでは条件つき確率の問題について解説しました。

条件つき確率を苦手とする人も多いと思いますが、何度も解いて慣れていけば確実に解けるようになります。

絶対にマスターしてくださいね!

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