図形の性質

メネラウスの定理

直線と三角形の辺の比

図形の性質の「メネラウスの定理」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「直線と三角形の辺の比」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学A 約12分 難易度 2 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

メネラウスの定理の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: 直線と三角形の辺の比
  • ポイント: 図形の性質の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題

ABC\triangle \mathrm{ABC}において、辺BC\mathrm{BC}2:32:3に内分する点をP\mathrm{P}、辺CA\mathrm{CA}1:21:2に内分する点をQ\mathrm{Q}とする。直線PQ\mathrm{PQ}と辺AB\mathrm{AB}の延長との交点をR\mathrm{R}とするとき、AR:RB\mathrm{AR}:\mathrm{RB}を求めよ。

答えを見る

AR:RB=3:1\mathrm{AR}:\mathrm{RB}=\underline{3:1}(外分)

解説

メネラウスの定理について解説します。

メネラウスの定理ってなんですか?

三角形の辺(またはその延長)上の3点が一直線上にあるときに成り立つ定理だよ。

比の問題を解くときにとても便利なんだ。

まずは定理を確認しましょう。

A B C P Q R

3つの比を掛け合わせると11になるんですね!

その通り!順番を覚えるコツがあるよ。

三角形の頂点をABCA\mathrm{A} \to \mathrm{B} \to \mathrm{C} \to \mathrm{A}と一周するように辿りながら、各辺上の点を通過するイメージで考えるといいよ。

それでは問題を解いていきましょう。

ABC\triangle \mathrm{ABC}において、辺BC\mathrm{BC}2:32:3に内分する点をP\mathrm{P}、辺CA\mathrm{CA}1:21:2に内分する点をQ\mathrm{Q}とする。直線PQ\mathrm{PQ}と辺AB\mathrm{AB}の延長との交点をR\mathrm{R}とするとき、AR:RB\mathrm{AR}:\mathrm{RB}を求めよ。

問題の条件を整理しましょう。

  • P\mathrm{P}は辺BC\mathrm{BC}2:32:3に内分 → BP:PC=2:3\mathrm{BP}:\mathrm{PC}=2:3
  • Q\mathrm{Q}は辺CA\mathrm{CA}1:21:2に内分 → CQ:QA=1:2\mathrm{CQ}:\mathrm{QA}=1:2
  • R\mathrm{R}は辺AB\mathrm{AB}の延長上(A\mathrm{A}の外側)にある

P\mathrm{P}, Q\mathrm{Q}, R\mathrm{R}は直線PQ\mathrm{PQ}上にあるから、メネラウスの定理が使えるね。

メネラウスの定理より、

BPPC×CQQA×ARRB=1\displaystyle \frac{\mathrm{BP}}{\mathrm{PC}} \times \frac{\mathrm{CQ}}{\mathrm{QA}} \times \frac{\mathrm{AR}}{\mathrm{RB}} = 1

ここに条件の値を代入します。

23×12×ARRB=1\displaystyle \frac{2}{3} \times \frac{1}{2} \times \frac{\mathrm{AR}}{\mathrm{RB}} = 1

ARRB\displaystyle \frac{\mathrm{AR}}{\mathrm{RB}}について解けばいいんですね!

その通りです。計算すると、

13×ARRB=1\displaystyle \frac{1}{3} \times \frac{\mathrm{AR}}{\mathrm{RB}} = 1
ARRB=3\displaystyle \frac{\mathrm{AR}}{\mathrm{RB}} = 3

よって、AR:RB=3:1\mathrm{AR}:\mathrm{RB}=3:1となります。

R\mathrm{R}は辺AB\mathrm{AB}の延長上にあるんですよね。

これは外分ということですか?

その通り!問題文に「延長との交点」と書いてあるから、R\mathrm{R}は線分AB\mathrm{AB}の外側にあるね。

つまり点R\mathrm{R}AB\mathrm{AB}3:13:1に外分する点ということだよ。

答えはAR:RB=3:1\mathrm{AR}:\mathrm{RB}=\underline{3:1}(外分)となります。

ちなみに、メネラウスの定理の逆も重要だよ。

3点が一直線上にあることを示すときに使えるんだ。

このページのまとめ

ここではメネラウスの定理について学習しました。

三角形の辺の比を求める問題では、メネラウスの定理やチェバの定理が非常に有効です。

どちらの定理を使うかは、「3点が一直線上にあるか」「3直線が1点で交わるか」で判断しましょう!

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