極限

数列の極限②

分子の有理化

極限の「数列の極限②」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「分子の有理化」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅲ 約5分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

数列の極限②の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

分子の有理化の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 分子の有理化
  • ポイント: 極限の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

次の数列の極限を求めよ。

limn(n2+3nn)\quad \lim_{n \to ∞}(\sqrt{n^2+3n}-n)

答えを見る

limn(n2+3nn)=32\lim_{n \to ∞}(\sqrt{n^2+3n}-n) = \underline{\frac{3}{2}}

解説

数列の極限の問題について解説します。

nn\to ∞とすると∞-∞の不定形になっていますね。

そうだね。どのように考えればいいか分かるかな?

n2+3n>nなので\sqrt{n^2+3n}>nなので∞に発散するような気がします。

たしかに直感的にはそう考えてしまいそうになるけれど実際は∞ではなくある値に収束するんだ。

この問題のように∞-∞の不定形になっている極限を見たら「有理化」をしよう。

この例題のように、分数になってない場合は分母に1があると考えて分子の有理化を行うよ。

それでは実際に問題を見ていきます。

次の数列の極限を求めよ。

limn(n2+3nn)\quad \lim_{n \to ∞}(\sqrt{n^2+3n}-n)

nn\to ∞とすると、∞-∞の不定形になっているので分母に11があると考えて分子の有理化を行いましょう。分母と分子にn2+3n+n{ \sqrt{n^2+3n}+n}をかけると

limn(n2+3nn)(n2+3n+n)n2+3n+n\lim_{n \to ∞}\frac{(\sqrt{n^2+3n}-n)(\sqrt{n^2+3n}+n)}{\sqrt{n^2+3n}+n}となるのでこれを整理して =limn3nn2+3n+n=\lim_{n \to ∞}\frac{3n}{\sqrt{n^2+3n}+n}

分子の有理化を行うことで∞-∞の不定形から\frac{∞}{∞}の不定形へと変わったね。

こういうときは分母の最高次数の項で分母と分子を割ればいいんでしたね!

分母と分子をnnで割ると、limn3nn2+3n+n\lim_{n \to ∞}\frac{3n}{\sqrt{n^2+3n}+n} =limn31+3n+1=\lim_{n \to ∞}\frac{3}{\sqrt{1+\frac{3}{n}}+1} =31+1=\frac{3}{\sqrt{1}+1} =32=\underline{\frac{3}{2}}となります。

このページのまとめ

ここでは数列の極限の問題について解説しました。

∞-∞の不定形の極限を見たときは有理化するという考え方がすぐに思い浮かべるようになるといいですね。

色々な問題を解いて数列の極限をマスターしてくださいね!

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