極限

無限等比数列の極限

公比$r$による収束・発散の分類

極限の「無限等比数列の極限」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「公比$r$による収束・発散の分類」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅲ 約7分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

無限等比数列の極限の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

公比$r$による収束・発散の分類の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 公比rrによる収束・発散の分類
  • ポイント: 極限の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

次の数列の極限を求めよ。ただし、発散する場合は「発散」と答えよ。

(1)limn(12)n(1)\quad \lim_{n \to \infty} \left(\frac{1}{2}\right)^n
(2)limn1n(2)\quad \lim_{n \to \infty} 1^n
(3)limn2n(3)\quad \lim_{n \to \infty} 2^n
(4)limn(1)n(4)\quad \lim_{n \to \infty} (-1)^n

答えを見る

(1)  0(1)\; \underline{0}
(2)  1(2)\; \underline{1}

(3)  +(3)\; \underline{+\infty} (発散)

(4)  発散(4)\; \underline{発散}

解説

無限等比数列の極限について解説します。

等比数列 rnr^n の極限は、公比 rr の値によって収束したり発散したりします。

公比が -1 以下のときは振動するんですね。

そうだよ。例えば (1)n(-1)^n は 1, -1, 1, -1, ... と交互に変化して、ある値に近づかないんだ。

それでは各問題を見ていきましょう。

(1)limn(12)n(1)\quad \lim_{n \to \infty} \left(\frac{1}{2}\right)^n

公比 r=12r = \frac{1}{2} です。

r=12<1|r| = \frac{1}{2} < 1 なので、極限は 0\underline{0} に収束します。

12\frac{1}{2} を何回もかけると、どんどん小さくなっていくイメージだね。

(2)limn1n(2)\quad \lim_{n \to \infty} 1^n

公比 r=1r = 1 です。

1n=11^n = 1 (何乗しても 1)なので、極限は 1\underline{1} に収束します。

(3)limn2n(3)\quad \lim_{n \to \infty} 2^n

公比 r=2r = 2 です。

r>1r > 1 なので、nn が大きくなるにつれて 2n2^n は限りなく大きくなります。

よって、極限は +\underline{+\infty} です(正の無限大に発散)。

(4)limn(1)n(4)\quad \lim_{n \to \infty} (-1)^n

公比 r=1r = -1 です。

(1)n(-1)^nnn が偶数のとき 1、奇数のとき -1 となるため、

1, -1, 1, -1, ... と振動し、ある値に収束しません。

よって、この数列は 発散\underline{発散} します。

公比の絶対値が 1 より大きいか小さいかで判断すればいいんですね!

その通り!公比 rr の値によって収束・発散が決まるから、しっかり覚えておこう。

このページのまとめ

ここでは無限等比数列 rnr^n の極限について学習しました。

公比 rr の値によって収束・発散が決まります。

r<1|r|<1 なら 0 に収束、r=1r=1 なら 1 に収束、r>1r>1 なら ++\infty に発散、r1r \leqq -1 なら振動して発散します。

この分類をしっかりマスターしてくださいね!

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