このページのまとめ
先に押さえておくこと
$\lim_{x \to 0} \frac{e^x-1}{x} = 1$の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
指数関数の極限公式の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 指数関数の極限公式
- ポイント: 極限の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
- 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習
解説
指数関数の極限について解説します。
eの定義limh→0(1+h)h1=eを使って導けるよ。
詳しく見ていこう!
証明の概略を説明します。
y=xex−1とおくと、ex=1+xyです。
x→0のときy→?を求めます。
ex=1+xyの両辺の対数をとると、
x=ln(1+xy) t=xyとおくと、x→0のときt→0であり、
y=xt=ln(1+t)t =tln(1+t)1 t→0のときtln(1+t)→1(導関数の定義より)なので、
x→0limxex−1=t→0limtln(1+t)1=11=1 (1)x→0limxe2x−1 基本公式limx→0xex−1=1の形に変形します。
x→0limxe2x−1 =x→0lim2xe2x−1⋅2 =2⋅x→0lim2xe2x−1 x→0のとき2x→0だから、limx→02xe2x−1=1だよ。
したがって、
x→0limxe2x−1=2⋅1=2 (2)x→0limxex−e−x 分子を2つの項に分けて、それぞれ基本公式を適用します。
x→0limxex−e−x =x→0lim(xex−1+x1−e−x) =x→0limxex−1+x→0limx1−e−x 第1項はlimx→0xex−1=1です。
第2項について、t=−xとおくと、x→0のときt→0であり、
x→0limx1−e−x =t→0lim−t1−et =t→0limtet−1 したがって、
x→0limxex−e−x=1+1=2 双曲線関数sinhx=2ex−e−xの導関数にも関連しているよ!
このページのまとめ
ここではlimx→0xex−1=1の応用について学習しました。
この公式は指数関数の微分公式(ex)′=exの導出にも使われる重要な極限です。しっかりマスターしましょう!