このページのまとめ
先に押さえておくこと
三角関数の積分(様々なパターン)の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
半角の公式と置換積分の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 半角の公式と置換積分
- ポイント: 積分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
- 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習
解説
三角関数の積分について解説します。
三角関数の積分は、関数の形によって解法が変わります。パターン別に見ていきましょう。
(1)∫sin2xdx sin2xを直接積分するのは難しいね。どうすればいいかな?
その通り!sin2xをcos2xの式に変形しよう。
半角の公式より、
sin2x=21−cos2x したがって、
∫sin2xdx=∫21−cos2xdx =21∫(1−cos2x)dx =21(x−2sin2x)+C =2x−4sin2x+C cos2xの積分も同じように、半角の公式cos2x=21+cos2xを使うよ。
(2)∫sin3xdx sin3xは半角の公式では変形できませんね。
指数が奇数のときは、1つを分離して置換積分を使うんだよ。
sin3x=sin2x⋅sinx=(1−cos2x)sinxと変形します。
t=cosxとおくと、dxdt=−sinxよりdx=−sinxdt
∫sin3xdx=∫(1−cos2x)sinxdx =∫(1−t2)sinx⋅(−sinxdt) =−∫(1−t2)dt =−(t−3t3)+C =−cosx+3cos3x+C (3)∫sinxcosxdx この問題は2つの解法があるよ。どちらでもOKだから、やりやすい方を使おう。
【解法1:置換積分】
t=sinxとおくと、dxdt=cosxよりdt=cosxdx
∫sinxcosxdx=∫tdt=2t2+C=2sin2x+C 【解法2:2倍角の公式】
sin2x=2sinxcosxよりsinxcosx=2sin2x
∫sinxcosxdx=∫2sin2xdx=−4cos2x+C 実は両方とも正解なんだ。cos2x=1−2sin2xを使うと、両者が定数項の違いだけであることがわかるよ。不定積分の定数Cは任意だから、どちらも正しいんだ。
このページのまとめ
ここでは三角関数の積分の様々なパターンについて学習しました。
半角の公式、置換積分、2倍角の公式など、状況に応じて使い分けることが重要です。
それぞれのパターンをしっかり理解して、問題演習を重ねましょう!