積分法

置換積分

積分法の「置換積分」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅲ 約6分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

置換積分の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

積分法の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 置換積分
  • ポイント: 積分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

次の不定積分を求めよ。

xx+3dx\large \int x\sqrt{x+3}dx

答えを見る

xx+3dx\int x\sqrt{x+3}dx =25x+3(x+3)(x2)+C=\underline{\frac{2}{5}\sqrt{x+3}(x+3)(x-2)+C}

(Cは積分定数)(Cは積分定数)

解説

置換積分の問題を解説します。

どういう意味なのかよく分かりません。

この置換積分の式を見ただけだとよく分からないよね。

簡単に言うと、そのままでは積分できないときに関数の一部を文字で「置換」することによって積分できる形に持っていこうというのが置換積分法なんだ。

実際に例題を解きながら解法を見ていきましょう。

次の不定積分を求めよ。

xx+3dx\large \int x\sqrt{x+3}dx

非積分関数であるxx+3x\sqrt{x+3}を直接積分することはできないので、置換積分法を使って考えていきます。

置換積分は関数の一部を文字で置くんですよね。どこを置換すればいいんですか?

どの部分を文字で置けば上手くいくかは問題によるよ。

基本的に√が出てきた場合は、√の中身を置換するか√ごと置換しよう。

どちらの方法でやっても同じ答えになりますが、今回はx+3=t\sqrt{x+3}=tと置いて解くことにします。

非積分関数であるxx+3x\sqrt{x+3}ttだけで表したいので、xxttで表す必要がありますね。

x+3=t\sqrt{x+3}=tの両辺を2乗するとx+3=t2x+3=t^2となるので、x=t23x=t^2-3と表せます。

これで被積分関数はxxを使わずttのみで表すことができますが、dxdxの部分もdtdtに変換する必要があります。x=t23x=t^2-3の両辺をttで微分するとdxdt=2t\frac{dx}{dt}=2tとなるので、dx=2tdtdx=2t\cdot dtと表すことができます。

なぜ左辺のxxを微分したらdxdt\frac{dx}{dt}になるんですか?

xxttで微分することをdxdt\frac{dx}{dt}と書くんだ。

これは表記法が違うだけで、xxを微分したことをxx'と書いているのと同じだよ。

以上より、xx+3dx\int x\sqrt{x+3}dx =(t23)t2t  dt= \int (t^2-3)t \cdot 2t\;dtとできます。

もともとxだけxだけで表されていた積分を自分で「置換」した文字であるttだけで表せているのがポイントだよ。

dxdxの部分もdtdtに変換するのを忘れないようにしよう。

置換することにより、(t23)t2t  dt\int (t^2-3)t \cdot 2t\;dt =(2t46t2)dt= \int (2t^4-6t^2)dtを計算すればよくなりました。この積分は公式を使って簡単に行えますね。

これを計算して=(2t46t2)dt= \int (2t^4-6t^2)dt =25x+3(x+3)(x2)+C    (Cは積分定数)=\underline{\frac{2}{5}\sqrt{x+3}(x+3)(x-2)+C}\;\;(Cは積分定数)となります。

このページのまとめ

ここでは置換積分の問題について解説しました。

「なにを置換すればいいのか」など最初は迷うところも多いと思いますが色々な問題を解いて練習することにより力をつけていきましょう!

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