このページのまとめ
先に押さえておくこと
特殊な置換積分②の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
積分法の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 特殊な置換積分②
- ポイント: 積分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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解説
置換積分の問題を解説します。
特殊な置換積分①では、a2−x2の形の関数が被積分関数に入っている積分ではx=asinθと置換して考えていく解法を紹介しました。
それに加えもう1つおさえておきたい置換積分の問題があります。
それでは実際に例題を解説していきます。
次の定積分を求めよ。
∫024+x21dx a2+x21を含む積分になっていますね。a=2なので、x=2tanθ(−2π≦θ≦2π)と置換して考えていきます。
x=2tanθの両辺をθで微分して整理すると、dx=cos2θ2dθとなります。
また、積分範囲は変数がxのときは0→2だったためx=2tanθにx=0,x=2をそれぞれ代入して解くことにより、変数がθのときの積分区間は0→4πとなります。
よって、∫024+x21dx =∫04π4+4tan2θ1⋅cos2θ2dθを計算すれば良いですね。
∫04π4+4tan2θ1⋅cos2θ2dθ =∫04π4(1+tan2θ)1⋅cos2θ2dθとでき、三角関数の相互関係である1+tan2θ=cos2θ1を用いると∫04π4cos2θ⋅cos2θ2dθ =∫04π21dθとなります。
これを計算して求める答えは8πです。
このページのまとめ
ここでは置換積分の問題を解説しました。
この例題のような特殊な置換積分をしないと計算できない定積分の問題は頻出です。
解法を覚えておいて、いつでも正確に答えを求められるように練習しておきましょう!