積分法

対数関数型の積分

$\displaystyle\int \frac{1}{x} dx$の公式

積分法の「対数関数型の積分」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「$\displaystyle\int \frac{1}{x} dx$の公式」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅲ 約6分 難易度 2

このページのまとめ

先に押さえておくこと

対数関数型の積分の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

$\displaystyle\int \frac{1}{x} dx$の公式の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 1xdx\displaystyle\int \frac{1}{x} dxの公式
  • ポイント: 積分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

次の不定積分を求めよ。

(1)1xdx(1)\quad \displaystyle\int \frac{1}{x} \, dx
(2)2x+1x2+xdx(2)\quad \displaystyle\int \frac{2x+1}{x^2+x} \, dx

答えを見る

(1)  logx+C(1)\; \underline{\log |x| + C}
(2)  logx2+x+C(2)\; \underline{\log |x^2+x| + C}

解説

対数関数型の積分について解説します。

1x\frac{1}{x}の積分は特殊で、べき関数の積分公式xndx=xn+1n+1+C\int x^n dx = \frac{x^{n+1}}{n+1} + Cが使えません(n=1n=-1のときは分母が0になるため)。

絶対値記号が付いているのはなぜですか?

x<0x < 0の場合でも対数が定義できるようにするためだよ。log\logの中身は必ず正でないといけないからね。

(1)1xdx(1)\quad \displaystyle\int \frac{1}{x} \, dx

公式をそのまま使うと、

1xdx=logx+C\displaystyle\int \frac{1}{x} \, dx = \underline{\log |x| + C}

確認:(logx+C)=1x(\log |x| + C)' = \frac{1}{x}

(2)2x+1x2+xdx(2)\quad \displaystyle\int \frac{2x+1}{x^2+x} \, dx

この問題は応用公式f(x)f(x)dx=logf(x)+C\int \frac{f'(x)}{f(x)} dx = \log |f(x)| + Cのパターンだよ。

分母f(x)=x2+xf(x) = x^2+xを微分すると、

f(x)=2x+1f'(x) = 2x + 1

これは分子とちょうど一致しています!よって応用公式より、

2x+1x2+xdx\displaystyle\int \frac{2x+1}{x^2+x} \, dx
=f(x)f(x)dx= \displaystyle\int \frac{f'(x)}{f(x)} \, dx
=logf(x)+C= \log |f(x)| + C
=logx2+x+C= \underline{\log |x^2+x| + C}

分子が分母の微分になっているかチェックすればいいんですね!

その通り!このパターンは頻出だから、見抜けるようにしておこう。

  • 分数の積分を見たら、まず「分子が分母の微分か?」をチェック
  • 該当すればlogf(x)+C\log |f(x)| + C型で一発で答えが出る
  • 該当しない場合は部分分数分解などの別の手法を検討
このページのまとめ

ここでは対数関数型の積分について学習しました。

1x\frac{1}{x}型とf(x)f(x)\frac{f'(x)}{f(x)}型の2つのパターンをマスターしましょう!

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