このページのまとめ
先に押さえておくこと
部分積分法の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
積の形の関数の積分の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 積の形の関数の積分
- ポイント: 積分法の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
- 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習
解説
部分積分法について解説します。
部分積分は、積の微分公式(f(x)g(x))′=f′(x)g(x)+f(x)g′(x)を積分に応用した非常に重要な技法です。
どちらをf(x)、どちらをg′(x)にすればいいんですか?
良い質問だね!基本的には「微分すると簡単になる方をf(x)」にするんだ。
f(x)の候補:
x,
x2,
logxなど、微分すると次数が下がる or 簡単になる
g′(x)の候補:
ex,
sinx,
cosxなど、積分できる関数
(1)∫xexdx この問題ではx⋅exの形なので、
f(x)=x (微分すると1になって簡単になる)
g′(x)=ex (積分できる:g(x)=ex)
と設定します。すると、
部分積分の公式に当てはめると、
∫xexdx =x⋅ex−∫1⋅exdx =xex−ex+C =(x−1)ex+C 右辺の∫exdxは簡単に計算できたね。これが部分積分の狙いだよ。
(2)∫xsinxdx 同様に、
f(x)=x (微分すると1)
g′(x)=sinx (積分するとg(x)=−cosx)
と設定します。すると、
g(x)=−cosx 部分積分の公式より、
∫xsinxdx =x⋅(−cosx)−∫1⋅(−cosx)dx =−xcosx+∫cosxdx =−xcosx+sinx+C =−xcosx+sinx+C そうだね!特に三角関数の積分は符号ミスが多いから、丁寧に計算しよう。
このページのまとめ
ここでは部分積分法について学習しました。
部分積分は数学IIIの積分法で最も重要な技法の1つです。
関数の選び方のコツをつかんで、たくさんの問題を解いて慣れていきましょう!