このページのまとめ
先に押さえておくこと
直線の垂直・平行条件の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図形と方程式の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 直線の垂直・平行条件
- ポイント: 図形と方程式の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
2直線(a−1)x−4y+2=0とx+(a−5)y+3=0が垂直に交わるときと平行になるときのaの値をそれぞれ求めよ。
解説
直線の垂直と平行条件の問題について解説します。
直線が「垂直に交わる」とか「平行になる」ことを考えたい場合、何に注目すればいいだろう?
その通り。直線の垂直・平行条件は次のようにまとめられるよ。
どちらの表現を使って考えても大丈夫だよ。
ただし(2)に関しては、この公式を覚えている必要があるから注意してね。
(2)を覚えていない前提で考えると、この問題を解く上で以下のような方針が立てられるね。
(2)を使った解法についてはこのページの最後に紹介するね!
2直線の傾きをそれぞれ求める
傾きの値を使って垂直・平行条件を使う
それでは実際に問題を解いていきましょう。
2直線(a−1)x−4y+2=0とx+(a−5)y+3=0が垂直に交わるときと平行になるときのaの値をそれぞれ求めよ。
この2直線の傾きを求めていきます。2直線をそれぞれ
(a−1)x−4y+2=0⋯(1) x+(a−5)y+3=0⋯(2) とします。
傾きを求めるためには、直線をy=ax+bの形で表してあげれば良いですね。
①の方程式を変形すると、y=4a−1x+21となるので傾きは4a−1となります。
次に②の傾きを求めていきます。
y以外の項を移項すると(a−5)y=−x−3となりますね。
次にa−5で両辺を割って⋯あれ、a−5が0になる可能性もありますよね?
そうだね。文字で割るときは0にならないことを確認しなければならないんだったね。a=5のときは割れないから、a=5のときとa=5の場合で場合分けして考えていこう。
a=5のとき(1)はy=x+21,(2)はx=−3なので垂直でも平行でもありませんね。
次にa=5の場合を考えます。
a−5=0となるので、②の方程式はy=−a−51x−a−53と表せるので、傾きは−a−51となりますね。
以上より、a=5のときは垂直・平行にならず、a=0のときは
・(1)の傾きm1:4a−1 ・(2)の傾きm2:−a−51 となりました。
平行条件と垂直条件を考えると、
垂直となるのはm1m2=−1のときなので4a−1⋅(−a−51)=−1
これを解いてa=319のとき
平行となるのはm1=m2のときなので 4a−1=−a−51
これを解いてa=3 のときとなります。
最後に、垂直・平行条件(2)を使った場合の解法を紹介するよ。
2直線(a−1)x−4y+2=0とx+(a−5)y+3=0が垂直に交わるときと平行になるときのaの値をそれぞれ求めよ。
2直線が垂直となるのは、(a−1)⋅1+(−4)⋅(a−5)=0
整理すると−3a=−19、よってa=319のとき
2直線が平行となるのは、(a−1)(a−5)−(−4)⋅1=0
整理するとa2−6a+9=0、よってa=3のとき
こちらの公式を覚えているならこっちを使った方が素早く簡潔に求められるよ。
このページのまとめ
ここでは直線の垂直・平行条件の問題について解説しました。
考え方はそこまで難しくありませんが、いつ出題されても確実で正確な答えが出せるように練習してくださいね!