このページのまとめ
先に押さえておくこと
2点間の距離・内分点・外分点の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。
- テーマ: 座標平面上の基本公式
- ポイント: 図形と方程式の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題
(1) 2点A(1,3), B(4,7)間の距離を求めよ。
(2) 2点A(2,1), B(8,4)を2:1に内分する点の座標を求めよ。
(3) 2点A(1,2), B(4,5)を1:2に外分する点の座標を求めよ。
解説
座標平面上の2点間の距離と、内分点・外分点の公式について解説します。
三平方の定理(ピタゴラスの定理)を使えば求められるよ!
まずは公式を確認しよう。
これは三平方の定理から導かれる公式です。x方向の差とy方向の差を直角三角形の2辺と考えると、斜辺の長さが2点間の距離になります。
内分点の公式、分子の係数がクロスするのが覚えにくいです...
内分点の公式では、m:nに内分するときAの座標にはnを、Bの座標にはmを掛けるんだ。
「遠い方に大きい係数」と覚えると忘れにくいよ!
それでは問題を解いていきましょう。
(1) 2点A(1,3), B(4,7)間の距離を求めよ。
公式に当てはめてみましょう。
AB=(4−1)2+(7−3)2 =32+42 =9+16 図を見ると、横の差が3、縦の差が4で、3:4:5の直角三角形になっているね。
このような有名な比は覚えておくと計算が速くなるよ!
(2) 2点A(2,1), B(8,4)を2:1に内分する点の座標を求めよ。
内分点の公式を使います。A(2,1), B(8,4)を2:1に内分する点をPとします。
m:n=2:1なので、Aの座標にはn=1を、Bの座標にはm=2を掛けるよ。
Pのx座標:2+11×2+2×8=32+16=318=6
Pのy座標:2+11×1+2×4=31+8=39=3
よって、求める内分点は(6,3)です。
2:1に内分するから、PはAとBの間でB寄りにあるんですね!
その通り!Aからの距離とBからの距離の比が2:1だから、Bに近い位置になるんだね。
(3) 2点A(1,2), B(4,5)を1:2に外分する点の座標を求めよ。
外分点の公式を使います。A(1,2), B(4,5)を1:2に外分する点をQとします。
外分とは、線分ABの延長上に点を取ることだよ。
m:n=1:2のときm<nなので、QはA側の延長上に出るんだ。
Qのx座標:1−2−2×1+1×4=−1−2+4=−12=−2
Qのy座標:1−2−2×2+1×5=−1−4+5=−11=−1
よって、求める外分点は(−2,−1)です。
外分点は線分の外側にあるから、座標がAやBの間にはないんですね。
いいところに気づいたね!外分点ではQA:QB=1:2なので、
QからAまでとQからBまでの距離比が1:2になっているよ。
このページのまとめ
ここでは座標平面上の2点間の距離、内分点・外分点の公式について学習しました。
2点間の距離は三平方の定理から導かれるシンプルな公式です。
内分点の公式は「遠い方の座標に大きい係数」、外分点の公式は符号の扱いに注意しましょう。
これらは図形と方程式の分野の基本公式なので、しっかりマスターしてくださいね!