図形と方程式

2点間の距離・内分点・外分点

座標平面上の基本公式

図形と方程式の「2点間の距離・内分点・外分点」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「座標平面上の基本公式」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅱ 約12分 難易度 1 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

2点間の距離・内分点・外分点の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: 座標平面上の基本公式
  • ポイント: 図形と方程式の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

(1)(1)\quad 2点A(1,3)\mathrm{A}(1, 3), B(4,7)\mathrm{B}(4, 7)間の距離を求めよ。

(2)(2)\quad 2点A(2,1)\mathrm{A}(2, 1), B(8,4)\mathrm{B}(8, 4)2:12:1に内分する点の座標を求めよ。

(3)(3)\quad 2点A(1,2)\mathrm{A}(1, 2), B(4,5)\mathrm{B}(4, 5)1:21:2に外分する点の座標を求めよ。

答えを見る

(1)  (1)\; AB=5\mathrm{AB} = \underline{5}

(2)  (2)\; (6,  3)\underline{(6,\; 3)}

(3)  (3)\; (2,  1)\underline{(-2,\; -1)}

解説

座標平面上の2点間の距離と、内分点・外分点の公式について解説します。

2点間の距離ってどうやって求めるんですか?

三平方の定理(ピタゴラスの定理)を使えば求められるよ!

まずは公式を確認しよう。

これは三平方の定理から導かれる公式です。xx方向の差とyy方向の差を直角三角形の2辺と考えると、斜辺の長さが2点間の距離になります。

内分点の公式、分子の係数がクロスするのが覚えにくいです...

内分点の公式では、m:nm:nに内分するときA\mathrm{A}の座標にはnnを、B\mathrm{B}の座標にはmmを掛けるんだ。

「遠い方に大きい係数」と覚えると忘れにくいよ!

それでは問題を解いていきましょう。

(1)(1)\quad 2点A(1,3)\mathrm{A}(1, 3), B(4,7)\mathrm{B}(4, 7)間の距離を求めよ。

公式に当てはめてみましょう。

A(1, 3) B(4, 7) 3 4 5
AB=(41)2+(73)2\mathrm{AB} = \sqrt{(4-1)^2 + (7-3)^2}
=32+42= \sqrt{3^2 + 4^2}
=9+16= \sqrt{9 + 16}
=25= \sqrt{25}
=5= \underline{5}

図を見ると、横の差が33、縦の差が44で、3:4:53:4:5の直角三角形になっているね。

このような有名な比は覚えておくと計算が速くなるよ!

(2)(2)\quad 2点A(2,1)\mathrm{A}(2, 1), B(8,4)\mathrm{B}(8, 4)2:12:1に内分する点の座標を求めよ。

内分点の公式を使います。A(2,1)\mathrm{A}(2, 1), B(8,4)\mathrm{B}(8, 4)2:12:1に内分する点をP\mathrm{P}とします。

A(2, 1) B(8, 4) P(6, 3)

m:n=2:1m:n = 2:1なので、A\mathrm{A}の座標にはn=1n=1を、B\mathrm{B}の座標にはm=2m=2を掛けるよ。

P\mathrm{P}xx座標:1×2+2×82+1=2+163=183=6\dfrac{1 \times 2 + 2 \times 8}{2+1} = \dfrac{2+16}{3} = \dfrac{18}{3} = 6

P\mathrm{P}yy座標:1×1+2×42+1=1+83=93=3\dfrac{1 \times 1 + 2 \times 4}{2+1} = \dfrac{1+8}{3} = \dfrac{9}{3} = 3

よって、求める内分点は(6,  3)\underline{(6,\; 3)}です。

2:12:1に内分するから、P\mathrm{P}A\mathrm{A}B\mathrm{B}の間でB\mathrm{B}寄りにあるんですね!

その通り!A\mathrm{A}からの距離とB\mathrm{B}からの距離の比が2:12:1だから、B\mathrm{B}に近い位置になるんだね。

(3)(3)\quad 2点A(1,2)\mathrm{A}(1, 2), B(4,5)\mathrm{B}(4, 5)1:21:2に外分する点の座標を求めよ。

外分点の公式を使います。A(1,2)\mathrm{A}(1, 2), B(4,5)\mathrm{B}(4, 5)1:21:2に外分する点をQ\mathrm{Q}とします。

A(1, 2) B(4, 5) Q(-2, -1)

外分とは、線分AB\mathrm{AB}の延長上に点を取ることだよ。

m:n=1:2m:n = 1:2のときm<nm < nなので、Q\mathrm{Q}A\mathrm{A}側の延長上に出るんだ。

Q\mathrm{Q}xx座標:2×1+1×412=2+41=21=2\dfrac{-2 \times 1 + 1 \times 4}{1-2} = \dfrac{-2+4}{-1} = \dfrac{2}{-1} = -2

Q\mathrm{Q}yy座標:2×2+1×512=4+51=11=1\dfrac{-2 \times 2 + 1 \times 5}{1-2} = \dfrac{-4+5}{-1} = \dfrac{1}{-1} = -1

よって、求める外分点は(2,  1)\underline{(-2,\; -1)}です。

外分点は線分の外側にあるから、座標がA\mathrm{A}B\mathrm{B}の間にはないんですね。

いいところに気づいたね!外分点ではQA:QB=1:2\mathrm{QA} : \mathrm{QB} = 1:2なので、

Q\mathrm{Q}からA\mathrm{A}までとQ\mathrm{Q}からB\mathrm{B}までの距離比が1:21:2になっているよ。

このページのまとめ

ここでは座標平面上の2点間の距離、内分点・外分点の公式について学習しました。

2点間の距離は三平方の定理から導かれるシンプルな公式です。

内分点の公式は「遠い方の座標に大きい係数」、外分点の公式は符号の扱いに注意しましょう。

これらは図形と方程式の分野の基本公式なので、しっかりマスターしてくださいね!

アプリで続ける

この問題の「よくある質問」や「解法の鍵」は、アプリで読めます。

この問題に関するよくある疑問への回答や、解法のポイントをまとめた「解法の鍵」はアプリに収録しています。 類題演習やAIへの質問もアプリから使えます。2点間の距離・内分点・外分点 に近い内容をそのまま続けられます。

よくある質問 解法の鍵 類題演習 AIに質問

ストアからダウンロードして、同じ単元の演習やAI質問をそのまま続けられます。