このページのまとめ
先に押さえておくこと
定点を求める問題①の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
基本的な考え方の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 基本的な考え方
- ポイント: 図形と方程式の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
を定数とするとき、直線はの値にかかわらず定点を通る。その定点の座標を求めよ。
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解説
定点を求める問題について解説します。
この問題、どういう意味なのかいまいち分かりません。
は定数だから、たとえばとしてみよう。どのような式が得られるかな?
という直線が得られます。
そうだね。問題文には「の値にかかわらず」と書いてあるから次にとしてみよう。
のときはになります。
そうだね。2つの直線の式が得られたけれど、の値にかかわらず定点を通るということはどういうことか分かるかな?
定点はこの2つの直線の交点ということですか?
そうなるね。2直線の交点を求めたかったどのように求めようか?
連立方程式として解けば交点の座標が求められそうです。
その通り。だけどこの問題はもっと簡潔な方法があるんだ。その方法を今から紹介するね。
の値を適当に代入して具体的な2直線の式を求めてそれらを連立して求める方法については、最後に別解として紹介します。
まず、「の値にかかわらず」という単語をみたらで式を整理するんだ。
で整理すると、となります。
この式がの値にかかわらず常に成り立つときを考えてみよう。
がどんな定数でも左辺をにするためには、
となれば良いですね。
この2つの式を連立方程式として解くと、となります。
よって、定点の座標は
つまり、「の値にかかわらず」というような単語が出てきたら次のように考えればいいんだ。
- について式を整理する
- 任意のに対して成り立つときを考える(恒等式)
最後に、はじめに考えた解法である具体的な2直線を求め交点を考える方法について紹介するね。
を定数とするとき、直線はの値にかかわらず定点を通る。その定点の座標を求めよ。
直線で
のとき、
のとき
連立することにより2直線の交点は
逆に、このとき
(の左辺)となるので
はの値にかかわらず成り立つ。
よってはの値にかかわらず定点を通る。
交点の座標を求めただけではの値にかかわらず成り立つことにはならないことに注意してね。
ここでは定点を求める問題について解説しました。
2通りの解法を紹介しましたが、はじめに紹介したkについて整理して恒等式として解く方がスマートで簡潔に解けます。
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