図形と方程式

円と直線の位置関係

中心からの距離と半径の比較

図形と方程式の「円と直線の位置関係」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「中心からの距離と半径の比較」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅱ 約9分 難易度 2 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

円と直線の位置関係の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: 中心からの距離と半径の比較
  • ポイント: 図形と方程式の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題

x2+y2=9x^2+y^2=9と直線y=x+ky=x+kについて、次の問いに答えよ。

(1)(1)\quad 円と直線が接するときのkkの値を求めよ。

(2)(2)\quad 円と直線の共有点の個数をkkの値によって分類せよ。

答えを見る

(1)  (1)\; k=±32k=\underline{\pm 3\sqrt{2}}

(2)  (2)\; k<32|k|<3\sqrt{2}のとき:2\underline{2個}

    \quad\;\; k=32|k|=3\sqrt{2}のとき:1\underline{1個}(接する)

    \quad\;\; k>32|k|>3\sqrt{2}のとき:0\underline{0個}

解説

円と直線の位置関係の問題について解説します。

円と直線の共有点の個数って、どうやって調べるんですか?

いい質問だね!大きく分けて2つの方法があるよ。

1つ目は「中心から直線への距離」を使う方法、2つ目は「判別式」を使う方法だ。

今回は、中心から直線への距離を使う方法を中心に解説します。

なるほど!中心と直線の距離が半径より短ければ交わるんですね。

その通り!図をイメージすると分かりやすいね。グラフで確認してみよう。

k=2 k=2 -4-2024 -4-224

この場合は円と直線が2点で交わっていますね!

中心から直線への距離(垂線の長さ)が半径より短いからですね。

x2+y2=9x^2+y^2=9と直線y=x+ky=x+kについて、

(1)(1) 円と直線が接するときのkkの値を求めよ。

まず、円x2+y2=9x^2+y^2=9の中心と半径を確認します。

中心は原点(0,0)(0,0)、半径はr=3r=3ですね。

次に、直線y=x+ky=x+kを一般形に直します。

xy+k=0x-y+k=0

点と直線の距離の公式を使って、原点(0,0)(0,0)から直線xy+k=0x-y+k=0への距離ddを求めます。

d=10+(1)0+k12+(1)2d = \frac{|1 \cdot 0 + (-1) \cdot 0 + k|}{\sqrt{1^2+(-1)^2}}
=k2= \frac{|k|}{\sqrt{2}}

接するとき、d=rd=rだったね。

接する条件d=rd=rより、

k2=3\frac{|k|}{\sqrt{2}} = 3
k=32|k| = 3\sqrt{2}
k=±32k = \underline{\pm 3\sqrt{2}}

接する場合のグラフを見てみよう。k=324.24k = 3\sqrt{2} \approx 4.24のときだよ。

k=3/2 k=3/2 -4-2024 -4-224

接するときは交点が1つだけですね!

中心から直線への距離がちょうど半径と等しくなっています。

(2)(2) 円と直線の共有点の個数をkkの値によって分類せよ。

d=k2d=\frac{|k|}{\sqrt{2}}r=3r=3より、

  1. d<rd < r すなわち k2<3\frac{|k|}{\sqrt{2}} < 3 のとき \Rightarrow k<32|k| < 3\sqrt{2} のとき:2\underline{2個}
  2. d=rd = r すなわち k2=3\frac{|k|}{\sqrt{2}} = 3 のとき \Rightarrow k=32|k| = 3\sqrt{2} のとき:1\underline{1個}
  3. d>rd > r すなわち k2>3\frac{|k|}{\sqrt{2}} > 3 のとき \Rightarrow k>32|k| > 3\sqrt{2} のとき:0\underline{0個}

(1)の判別式を使う方法も知りたいです!

いいね!比較のために判別式を使った解法も見ておこう。

y=x+ky=x+kx2+y2=9x^2+y^2=9に代入すると、

x2+(x+k)2=9x^2+(x+k)^2=9
x2+x2+2kx+k2=9x^2+x^2+2kx+k^2=9
2x2+2kx+k29=02x^2+2kx+k^2-9=0

この2次方程式の判別式DDは、

D=(2k)242(k29)D = (2k)^2 - 4 \cdot 2 \cdot (k^2-9)
=4k28k2+72= 4k^2 - 8k^2 + 72
=4k2+72= -4k^2 + 72
=4(k218)= -4(k^2 - 18)

接するときD=0D=0より、

k218=0k^2 - 18 = 0k=±32k = \pm 3\sqrt{2}

同じ答えが得られました。

どちらの方法でも解けるけど、「距離の方法」の方が計算がシンプルなことが多いよ。

ただし、接点の座標を求めたい場合は判別式の方法が便利だね。

このページのまとめ

ここでは円と直線の位置関係について学習しました。

「中心からの距離と半径の比較」という方法は、円の接線を求める問題でも使われる重要な考え方です。

両方の解法を使い分けられるようにしておきましょう!

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