図形と方程式

円の方程式

標準形と一般形

図形と方程式の「円の方程式」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「標準形と一般形」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅱ 約7分 難易度 1 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

円の方程式の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: 標準形と一般形
  • ポイント: 図形と方程式の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

(1)(1)\quad 中心が(2,1)(2, -1)、半径が33の円の方程式を求めよ。

(2)(2)\quad x2+y24x+6y+4=0x^2+y^2-4x+6y+4=0を標準形に変形せよ。

答えを見る

(1)  (1)\; (x2)2+(y+1)2=9\underline{(x-2)^2+(y+1)^2=9}

(2)  (2)\; (x2)2+(y+3)2=9\underline{(x-2)^2+(y+3)^2=9}

解説

円の方程式について解説します。

円の方程式って、どうやって表すんですか?

いい質問だね。円の方程式には「標準形」と「一般形」の2つの表し方があるんだ。

まずは標準形から見ていこう!

なぜこの形になるんですか?

円周上の点(x,y)(x, y)と中心(a,b)(a, b)の距離が、常に半径rrに等しいからだよ。

2点間の距離の公式から導けるんだ。

円周上の任意の点(x,y)(x, y)と中心(a,b)(a, b)の距離がrrであることから、

(xa)2+(yb)2=r\sqrt{(x-a)^2+(y-b)^2}=r

両辺を2乗すると、(xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2+(y-b)^2=r^2となります。


一般形から標準形に変形するには、平方完成を使うんだよ。

それでは問題を解いていきましょう。

(1)(1)\quad 中心が(2,1)(2, -1)、半径が33の円の方程式を求めよ。

標準形の公式に当てはめてみよう。中心(a,b)=(2,1)(a, b)=(2, -1)、半径r=3r=3だね。

標準形(xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2+(y-b)^2=r^2に代入すると、

(x2)2+(y(1))2=32(x-2)^2+(y-(-1))^2=3^2
=(x2)2+(y+1)2=9=\underline{(x-2)^2+(y+1)^2=9}
-2-10123456 -5-4-3-2-1123

yyの部分が(y+1)2(y+1)^2になるんですね。

そうだね。中心のyy座標が1-1だから、(y(1))2=(y+1)2(y-(-1))^2=(y+1)^2となるよ。

符号に注意してね!

(2)(2)\quad x2+y24x+6y+4=0x^2+y^2-4x+6y+4=0を標準形に変形せよ。

一般形から標準形に変形するには、xxyyについてそれぞれ平方完成するんだ。

平方完成ですか。やってみます!

まず、xxの項とyyの項をそれぞれまとめます。

(x24x)+(y2+6y)+4=0(x^2-4x)+(y^2+6y)+4=0

xxについて平方完成すると、

x24x=(x2)24x^2-4x=(x-2)^2-4

yyについて平方完成すると、

y2+6y=(y+3)29y^2+6y=(y+3)^2-9

平方完成のポイントは、(xp)2=x22px+p2(x-p)^2=x^2-2px+p^2の形を使うことだね。

x24xx^2-4xなら、2p=4-2p=-4よりp=2p=2だから、(x2)24(x-2)^2-4となるよ。

元の式に代入すると、

(x2)24+(y+3)29+4=0(x-2)^2-4+(y+3)^2-9+4=0

(x2)2+(y+3)29=0(x-2)^2+(y+3)^2-9=0となるため、

(x2)2+(y+3)2=9\underline{(x-2)^2+(y+3)^2=9}
-2-10123456 -7-6-5-4-3-2-11

できました!中心(2,3)(2, -3)、半径33の円ですね。

その通り!標準形にすると、中心と半径がすぐにわかるね。

(y+3)2(y+3)^2だから中心のyy座標は3-3だよ。符号に注意してね。


最後に、標準形と一般形の関係をまとめておこう。

  • 標準形(xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2+(y-b)^2=r^2 から中心(a,b)(a, b)と半径rrがわかる
  • 一般形x2+y2+lx+my+n=0x^2+y^2+lx+my+n=0 は標準形を展開した形
  • 一般形から標準形への変形は平方完成を使う
このページのまとめ

ここでは円の方程式について学習しました。

標準形と一般形の2つの表し方があり、平方完成で相互に変換できます。

円の中心と半径を求める問題は頻出なので、しっかり練習してくださいね!

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