複素数と方程式

複素数の相等条件

実部と虚部の比較

複素数と方程式の「複素数の相等条件」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「実部と虚部の比較」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅱ 約7分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

複素数の相等条件の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

実部と虚部の比較の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 実部と虚部の比較
  • ポイント: 複素数と方程式の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

実数x,yx, yが次の等式を満たすとき、x,yx, yの値を求めよ。

(1)(2x+y)+(x3y)i=5+i(1)\quad (2x+y)+(x-3y)i = 5+i
(2)(x+2y)+(3xy)i=0(2)\quad (x+2y)+(3x-y)i = 0

答えを見る

(1)  (1)\; x=167,  y=37\underline{x=\dfrac{16}{7},\; y=\dfrac{3}{7}}

(2)  (2)\; x=0,  y=0\underline{x=0,\; y=0}

解説

複素数の相等条件を使った問題について解説します。

複素数が等しいってどういう意味ですか?

いい質問だね!2つの複素数が等しいとは、実部同士と虚部同士がそれぞれ等しいということだよ。

この条件を使えば、複素数の等式から実数の連立方程式を作ることができるんだ。

ポイントは、x,yx, yが実数であることだよ。実数でなければこの条件は使えないからね。

それでは問題を解いていきましょう!

(1)(2x+y)+(x3y)i=5+i(1)\quad (2x+y)+(x-3y)i = 5+i

x,yx, yは実数だから、左辺の実部と虚部を右辺と比較できるね。

左辺の実部は2x+y2x+y、虚部はx3yx-3yです。

右辺の実部は55、虚部は11です。

複素数の相等条件より、実部同士・虚部同士がそれぞれ等しいので、

{2x+y=5(1)x3y=1(2)\begin{cases} 2x+y = 5 \cdots (1) \\ x-3y = 1 \cdots (2) \end{cases}

この連立方程式を解きます。①×3+\times 3 + ②より、

6x+3y+x3y=15+16x+3y+x-3y = 15+1
7x=167x = 16
x=167x = \dfrac{16}{7}

①に代入して、

2×167+y=52 \times \dfrac{16}{7}+y = 5
y=5327=35327=37y = 5-\dfrac{32}{7} = \dfrac{35-32}{7} = \dfrac{3}{7}

よって、x=167,  y=37\underline{x=\dfrac{16}{7},\; y=\dfrac{3}{7}}

なるほど!複素数の等式を連立方程式に変換して解けばいいんですね!

その通り!では次の問題を見てみよう。

(2)(x+2y)+(3xy)i=0(2)\quad (x+2y)+(3x-y)i = 0

右辺の00は実数だから、0+0i0+0iと考えることができるよ。

x,yx, yは実数なので、複素数の相等条件(特にa+bi=0a+bi=0の場合)を使うと、実部と虚部がともに00になります。

{x+2y=0(1)3xy=0(2)\begin{cases} x+2y = 0 \cdots (1) \\ 3x-y = 0 \cdots (2) \end{cases}

②よりy=3xy=3xを①に代入して、

x+2×3x=0x+2 \times 3x = 0
7x=07x = 0
x=0x = 0

よってy=3×0=0y=3 \times 0 = 0となり、x=0,  y=0\underline{x=0,\; y=0}

(2)(2)a+bi=0a+bi=0の特殊なパターンなんですね。

そうだよ!「複素数=0=0」なら実部も虚部も00というのは頻出パターンだから覚えておこう。

それから、相等条件が使えるのはx,yx, yが実数のときだけだから注意してね!

このページのまとめ

ここでは複素数の相等条件について学習しました。

2つの複素数が等しい \Leftrightarrow 実部同士・虚部同士がそれぞれ等しい、というシンプルな条件ですが、これを使って連立方程式に持ち込めるのがポイントです。

x,yx, yは実数」という条件を見落とさないように気を付けてくださいね!

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