2次関数

2次方程式の実数解の個数

2次方程式の実数解の個数は、判別式を1回整理できるだけで判断がかなり速くなります。このページでは、D の符号と解の個数の対応を最短で確認できます。

数学Ⅰ 約6分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

2次方程式の実数解の個数の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

2次関数の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 2次方程式の実数解の個数
  • ポイント: 判別式の入口として強く、実数解の個数は検索意図がはっきりしている。
  • 次に読むなら: 関連ページ、またはアプリで類題演習

問題

aaを実数の定数とするとき、次の22次方程式の実数解の個数を求めよ。

(1)x2ax3=0(1)\quad x^2-ax-3=0
(2)x2+4x+a=0(2) \quad x^2+4x+a=0

答えを見る

(1)  (1) \; 22

(2)  (2)\; a<4a<4のとき22個、a=4a=4のとき11個、a>4a>4のとき00

解説

22次方程式の実数解の個数の問題について解説します。

22次方程式の実数解の個数と言われたら何が思いつくかな?

「判別式」です!

22次方程式の実数解の個数を求めるためには、判別式を考えましょう。

ところで、なぜ判別式を考えれば実数解の個数が求められるか分かるかな?

うーん\cdots分からないです。

22次方程式ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0の解はx=b±b24ac2ax=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}だよね。分子に注目してみると、b24ac\sqrt{b^2-4ac}の符号が++のときと-のときで解が22つあるよね。

はい。

解の個数自体は22つあるけれど、ここでは「実数」解のみを考えたいから、\sqrt{}の中身がマイナスになる場合は実数解があるとは言えないんだ。

なるほど。だから\sqrt{}の中身であるb24acb^2-4acの値を調べれば、実数解の個数が分かるんですね。

それでは、例題をみていきましょう。

aaを実数の定数とするとき、次の22次方程式の実数解の個数を求めよ。

(1)x2ax3=0(1)\quad x^2-ax-3=0

判別式DDを考えます。

D=(a)241(3)=a2+12D = (-a)^2-4\cdot 1 \cdot (-3)=a^2+12

問題文より、aaは定数なのでa20a^2 \geqq 0

よって、D=a2+12>0D=a^2+12>0より実数解の個数は22個となります。

aaを実数の定数とするとき、次の22次方程式の実数解の個数を求めよ。

(2)x2+4x+a=0(2) \quad x^2+4x+a=0

xxの係数が偶数のため、D=b24acD=b^2-4acの代わりにD4=(b)2ac\frac{D}{4}=(b')^2-acを用いると素早く正確に計算することが可能です。

判別式をDDとすると、D=24a=4aD=2^4-a=4-aとなります。

あれ、4a4-aって正なのか負なのか分からないから\cdots

aaは定数だから、4a4-aの値が正のときと00のときと負のときで場合分けして考えよう。

D>0D>0、つまり4a>04-a>0を解いてa<4a<4のとき実数解は22個となります。

D=0D=0、つまり4a=04-a=0を解いてa=4a=4のとき実数解は11個(重解)となります。

D<0D<0、つまり4a<04-a<0を解いてa>4a>4のとき実数解は00個となります。

以上より、a<4a<4のとき22個、a=4a=4のとき11個、a>4a>4のとき00個と求めることができます。

このページのまとめ

ここでは、22次方程式の実数解の個数を求める問題について解説しました。

解法自体は単純ですが、なぜ判別式を考えれば実数解の個数が分かるのかについても理解しておきましょう!

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