このページのまとめ
先に押さえておくこと
分散と標準偏差の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
データの分析の答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 分散と標準偏差
- ポイント: データの分析の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題
次のデータの分散s2と標準偏差sを求めよ。
(1)4,8,11,1,7,5 (2)7,10,5,11,16,8,6 解説
分散と標準偏差の問題について解説していきます。
まずは、分散と標準偏差の公式についておさらいしましょう。
分散とは、データが平均値からどれくらい散らばっているかを表す値だよ。
各データと平均値の差(偏差)を2乗して平均したものが分散なんだ。分散が大きいほどデータはバラバラに散らばっていて、小さいほど平均値の近くに集まっていることを意味するよ。
分散とか標準偏差とか、何のためにこんな値求めるんですか?
いきなりこんな値を求めさせられても、何のために求めるのかよくわからないよね。
まずは、「データの分析」という単元の名前について注目してみてほしいんだ。
「データの分析」というよう単元名からも分かる通り、この分野ではあるデータを「分析」していきます。
「与えられたデータ」を分析して何かの「指標」としたり他のデータと比較したりすることは、世の中で多く行われており重要です。
標準偏差と分散について学ぶことで、データの分析の最も基礎となっている部分を理解することができます。
それでは問題を解いていきましょう。
次のデータの分散s2と標準偏差sを求めよ。
(1)4,8,11,1,7,5 分散を求めていきましょう。
分散って求め方が2つありますが、どっちを使えばいいんですか?
どちらでも求められるけれど、データの値に小数が入っている場合は(2乗の平均)-(平均の2乗)の方を使うのがオススメだよ。
検算のために両方の方法で計算するのも良いね。
どちらの方法を用いるにしても、データの平均値は必ず使うのでまずは平均値(xˉ)を求めましょう。
xˉ=64+8+11+1+7+5=6より、1つ目の公式を使うとs2=61{(4−6)2+(8−6)2+(11−6)2 +(1−6)2+(7−6)2+(5−6)2} =61×60=10となります。
2つ目の方法を使うと、
s2=61(42+82+112+12+72+52)−62 =61×276−36=10となり、同じように求めることができますね。
標準偏差は分散の値の正の平方根なので、s2=10となります。
よって、答えは分散s2=10,標準偏差s=10となります。
次のデータの分散s2と標準偏差sを求めよ。
(2)7,10,5,11,16,8,6 先ほどと同じように求めていきましょう。
平均値は xˉ=77+10+5+11+16+8+6=9
1つ目の公式で計算すると、s2={(7−9)2+(10−9)2+(5−9)2+(11−9)2+(16−9)2+(8−9)2+(6−9)2} =71×84=12
となるので、標準偏差はs=12=23と求められます。
よって、答えは分散s2=12,標準偏差s=23となります。
このページのまとめ
ここでは、分散と標準偏差の求め方について学習しました。
この単元は、公式をしっかりと使えこなせれば確実に解くことができます。
計算ミスをしないように気をつけましょう!