データの分析

分散と標準偏差

データの分析の「分散と標準偏差」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅰ 約9分 難易度 1

このページのまとめ

先に押さえておくこと

分散と標準偏差の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

データの分析の答えと条件を先に確認できます。

  • テーマ: 分散と標準偏差
  • ポイント: データの分析の基礎を短く確認しやすく、検索から入ってもそのまま理解まで進めやすい記事です。
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問題

次のデータの分散s2s^2と標準偏差ssを求めよ。

(1)4,8,11,1,7,5(1)\quad 4,8,11,1,7,5
(2)7,10,5,11,16,8,6(2)\quad 7,10,5,11,16,8,6

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(1)(1) 分散s2=10s^2 =\underline{10}、標準偏差s=10s=\underline{\sqrt{10}}

(2)(2) 分散s2=12s^2 =\underline{12}、標準偏差s=23s=2 \underline{\sqrt{3}}

解説

分散と標準偏差の問題について解説していきます。

まずは、分散と標準偏差の公式についておさらいしましょう。

分散とは、データが平均値からどれくらい散らばっているかを表す値だよ。

各データと平均値の差(偏差)を22乗して平均したものが分散なんだ。分散が大きいほどデータはバラバラに散らばっていて、小さいほど平均値の近くに集まっていることを意味するよ。

分散とか標準偏差とか、何のためにこんな値求めるんですか?

いきなりこんな値を求めさせられても、何のために求めるのかよくわからないよね。

まずは、「データの分析」という単元の名前について注目してみてほしいんだ。

「データの分析」というよう単元名からも分かる通り、この分野ではあるデータを「分析」していきます。

「与えられたデータ」を分析して何かの「指標」としたり他のデータと比較したりすることは、世の中で多く行われており重要です。

標準偏差と分散について学ぶことで、データの分析の最も基礎となっている部分を理解することができます。

それでは問題を解いていきましょう。

次のデータの分散s2s^2と標準偏差ssを求めよ。

(1)4,8,11,1,7,5(1)\quad 4,8,11,1,7,5

分散を求めていきましょう。

分散って求め方が2つありますが、どっちを使えばいいんですか?

どちらでも求められるけれど、データの値に小数が入っている場合は(2乗の平均)-(平均の2乗)の方を使うのがオススメだよ。

検算のために両方の方法で計算するのも良いね。

どちらの方法を用いるにしても、データの平均値は必ず使うのでまずは平均値(xˉ)(\bar x)を求めましょう。

xˉ=4+8+11+1+7+56=6\bar x = \frac{4+8+11+1+7+5}{6}=6より、1つ目の公式を使うとs2=16{(46)2+(86)2+(116)2s^2=\frac{1}{6}\{(4-6)^2+(8-6)^2+(11-6)^2 +(16)2+(76)2+(56)2}+(1-6)^2+(7-6)^2+(5-6)^2\} =16×60=10=\frac{1}{6} \times 60 = 10となります。

2つ目の方法を使うと、

s2=16(42+82+112+12+72+52)62s^2=\frac 1 6 (4^2+8^2+11^2+1^2+7^2+5^2)-6^2 =16×27636=10=\frac 1 6 \times 276 -36 =10となり、同じように求めることができますね。

標準偏差は分散の値の正の平方根なので、s2=10\sqrt{s^2}=\sqrt{10}となります。

よって、答えは分散s2=10,標準偏差s=10\underline{分散s^2 =10, 標準偏差s=\sqrt{10}}となります。

次のデータの分散s2s^2と標準偏差ssを求めよ。

(2)7,10,5,11,16,8,6(2)\quad 7,10,5,11,16,8,6

先ほどと同じように求めていきましょう。

平均値は xˉ=7+10+5+11+16+8+67=9\bar x = \frac{7+10+5+11+16+8+6}{7}=9

1つ目の公式で計算すると、s2={(79)2+(109)2+(59)2s^2=\{ (7-9)^2+(10-9)^2+(5-9)^2+(119)2+(169)2+(89)2+(69)2}+(11-9)^2+(16-9)^2+(8-9)^2+(6-9)^2 \} =17×84=12=\frac 1 7 \times 84 = 12

となるので、標準偏差はs=12=23s=\sqrt{12}=2\sqrt{3}と求められます。

よって、答えは分散s2=12,標準偏差s=23\underline{分散s^2 =12, 標準偏差s=2 \sqrt{3}}となります。

このページのまとめ

ここでは、分散と標準偏差の求め方について学習しました。

この単元は、公式をしっかりと使えこなせれば確実に解くことができます。

計算ミスをしないように気をつけましょう!

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