データの分析

四分位数・四分位範囲

Q1, Q2, Q3の求め方

データの分析の「四分位数・四分位範囲」を、答えを先に押さえてから理解できる形に整理したページです。「Q1, Q2, Q3の求め方」でつまずきやすい点も含めて、学習の流れを短く確認できます。

数学Ⅰ 約9分 難易度 1 図つき

このページのまとめ

先に押さえておくこと

四分位数・四分位範囲の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。

答えの要点

図と式の対応や答えの条件を、先に短く確認できます。

  • テーマ: Q1, Q2, Q3の求め方
  • ポイント: データの分析の要点を、図と式を往復しながら確認しやすい記事です。
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問題

次のデータの四分位数(第11四分位数Q1Q_1、中央値Q2Q_2、第33四分位数Q3Q_3)を求めよ。

(1)2,4,5,7,8,10,12,15(1)\quad 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 15

(2)1,3,5,6,8,9,11(2)\quad 1, 3, 5, 6, 8, 9, 11 の四分位数と四分位範囲を求めよ。

答えを見る

(1)  (1)\; Q1=4.5Q_1=\underline{4.5}, Q2=7.5Q_2=\underline{7.5}, Q3=11Q_3=\underline{11}

(2)  (2)\; Q1=3Q_1=\underline{3}, Q2=6Q_2=\underline{6}, Q3=9Q_3=\underline{9}, 四分位範囲=6=\underline{6}

解説

四分位数と四分位範囲の問題について解説していきます。

四分位数って何ですか?

四分位数とは、データを小さい順に並べたとき、全体を44等分する位置にある値のことだよ。

まずは定義を確認しよう!

それでは問題を解いていこう!

(1)2,4,5,7,8,10,12,15(1)\quad 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 15 の四分位数を求めよ。

まずはデータの個数を確認しよう。このデータはn=8n=8個で、すでに小さい順に並んでいるね。

データが偶数個(n=8)(n=8)のとき、中央値Q2Q_244番目と55番目のデータの平均値になります。

Q2=7+82=7.5Q_2 = \frac{7+8}{2} = \underline{7.5}

次に、中央値Q2Q_2を境にデータを前半と後半に分けます。

  • 前半(11番目~44番目):2,4,5,72, 4, 5, 7
  • 後半(55番目~88番目):8,10,12,158, 10, 12, 15

Q1Q_1は前半44個の中央値なので、22番目と33番目の平均をとります。

Q1=4+52=4.5Q_1 = \frac{4+5}{2} = \underline{4.5}

Q3Q_3は後半44個の中央値なので、22番目と33番目の平均をとります。

Q3=10+122=11Q_3 = \frac{10+12}{2} = \underline{11}

偶数個のときは前半と後半をちょうど半分に分ければいいんですね!

その通り!偶数個のときは真ん中で分けやすいから計算しやすいよ。

次は奇数個のデータで四分位範囲も求めてみよう。

(2)1,3,5,6,8,9,11(2)\quad 1, 3, 5, 6, 8, 9, 11 の四分位数と四分位範囲を求めよ。

データの個数はn=7n=7個(奇数個)で、すでに小さい順に並んでいます。

奇数個の場合、中央値Q2Q_2はちょうど真ん中の値になります。77個のデータなので44番目が中央値です。

Q2=6Q_2 = \underline{6}

奇数個のとき、中央値を前半と後半のどちらに入れるんですか?

いい質問だね!奇数個のときは、中央値自身はどちらにも含めないで前半・後半を分けるよ。

中央値(Q2=6)(Q_2 = 6)を除いて前半と後半に分けます。

  • 前半(11番目~33番目):1,3,51, 3, 5
  • 後半(55番目~77番目):8,9,118, 9, 11

Q1Q_1は前半33個の中央値(22番目の値)なので、

Q1=3Q_1 = \underline{3}

Q3Q_3は後半33個の中央値(22番目の値)なので、

Q3=9Q_3 = \underline{9}

四分位範囲はQ3Q1Q_3 - Q_1で求められます。

四分位範囲(IQR)=Q3Q1=93=6\text{四分位範囲(IQR)} = Q_3 - Q_1 = 9 - 3 = \underline{6}

四分位範囲は箱ひげ図の「箱の幅」にあたるよ。

データのばらつきを見る重要な指標なんだ。

箱ひげ図と四分位数はセットで覚えるといいんですね!

その通り!参考までに、(2)(2)のデータを箱ひげ図にするとこうなるよ。

0 5 10 1 3 6 9 11

箱ひげ図では、箱の左端がQ1Q_1、箱の中の線がQ2Q_2(中央値)、箱の右端がQ3Q_3を表しています。

このページのまとめ

ここでは、四分位数(Q1,Q2,Q3)(Q_1, Q_2, Q_3)の求め方と四分位範囲(IQR)(IQR)について学習しました。

データが偶数個のときと奇数個のときで、前半・後半の分け方が少し違う点に注意しましょう。

四分位数は箱ひげ図の基礎になる重要な概念なので、しっかりマスターしてくださいね!

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