このページのまとめ
先に押さえておくこと
三角形の解法の要点をまとめたページです。先に答えを確認してから、解き方とつまずきやすい点を順にたどれます。
答えの要点
正弦定理・余弦定理の使い分けの答えと条件を先に確認できます。
- テーマ: 正弦定理・余弦定理の使い分け
- ポイント: 「三角形の解法」は検索語として広く、正弦定理・余弦定理のハブとして機能する。
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問題
次の各場合について、△ABCの残りの辺や角を求めよ。
(1)b=4,c=5,A=60°のとき、aを求めよ。
(2)a=6,A=30°,B=60°のとき、bとcを求めよ。
(3)a=5,b=4,c=6のとき、cosAを求めよ。
(4)a=33,b=3,B=30°のとき、Aを求めよ。
解説
三角形の辺や角を求める問題について解説します。
正弦定理と余弦定理、どっちを使えばいいか分からないです...
いい質問だね!実は、与えられた情報によって使い分けるパターンがあるんだ。
一緒に確認していこう!
(1)b=4,c=5,A=60°のとき、aを求めよ。
これは「2辺とその間の角」のパターンだね。余弦定理を使おう!
余弦定理a2=b2+c2−2bccosAに代入すると、
a2=42+52−2⋅4⋅5⋅cos60° =16+25−40⋅21 =41−20=21 a>0より、a=21
その通り!2辺b,cの間の角がAだから、aを求める余弦定理がそのまま使えるんだ。
(2)a=6,A=30°,B=60°のとき、bとcを求めよ。
これは「1辺と2角」のパターンだね。正弦定理を使おう!
まず、残りの角Cを求めよう。
C=180°−30°−60°=90° 正弦定理sinAa=sinBb=sinCcより、
sin30°6=sin60°b=sin90°c 216=12なので、
b=12sin60°=12⋅23=63 c=12sin90°=12⋅1=12 (3)a=5,b=4,c=6のとき、cosAを求めよ。
これは「3辺」のパターンだね。余弦定理を使って角を求めよう!
余弦定理a2=b2+c2−2bccosAをcosAについて解くと、
cosA=2bcb2+c2−a2 cosA=2⋅4⋅642+62−52 =4816+36−25 =4827=169 そうだね。4827の最大公約数は3だから、169になるよ。
(4)a=33,b=3,B=30°のとき、Aを求めよ。
これは「2辺と対角」のパターンで、少し注意が必要だよ。
2辺と対角のパターンでは、解が2つ存在することがあるんだ。
正弦定理を使うとsinの値から角度を求めるけど、0°<A<180°でsinAの値が同じになる角が2つある場合があるからね。
正弦定理sinAa=sinBbより、
sinA33=sin30°3 sinA=333⋅sin30°=333⋅21=23 sinA=23を満たすAは、0°<A<180°の範囲で2つあるよ。
A=60°(鋭角)とA=120°(鈍角)だね。
でも、三角形として成り立つかどうかを確認する必要がありますよね?
その通り!A+B<180°を確認しないといけないね。
B=30°だから、A<150°であれば三角形として成り立つよ。
鋭角解A=60°の場合:60°+30°=90°<180° ... OK
鈍角解A=120°の場合:120°+30°=150°<180° ... OK
そう!この問題では解が2つあるんだ。
答えはA=60°またはA=120°だよ。
ただし、a<b(つまり対角の大きさもA<B)となるべき場合は鋭角解のみが適となるよ。
この問題ではa=33>b=3なので、A>B=30°が必要だけど、両方の解とも条件を満たすね。
このページのまとめ
ここでは三角形の辺・角を求める問題について学習しました。
正弦定理と余弦定理の使い分けをマスターしましょう:
2辺とその間の角
→ 余弦定理
2辺と対角
→ 正弦定理(解が2つの可能性に注意!)
特に「2辺と対角」のパターンでは解が2つになることがあるので、三角形として成り立つかどうかを必ず確認してくださいね!